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レッドブル・ホンダF1密着:パワーサーキットのバクーでフェルスタッペンが予選4番手。チームは表彰台争いに意欲
2019年4月28日
パワーサーキットのバクー・シティ・サーキットで開催されるアゼルバイジャンGPは、ホンダにとってこれまで鬼門のグランプリだった。アゼルバイジャンで初開催となった2016年のヨーロッパGPはフェルナンド・アロンソが14位でジェンソン・バトンは19位。
続く2017年はアロンソが16位で、バトンに代わって加入したストフェル・バンドーンは19位だった。トロロッソと組んだ昨年もピエール・ガスリーが17位で、ブレンドン・ハートレーは19位。
つまり、いままでホンダはバクー・シティ・サーキットでの予選でQ3に進出したことがなかっただけでなく、2台そろってQ2に駒を進めたことさえなかった。
それが今年は、レッドブルだけでなく、トロロッソも含め、ホンダPUを搭載する4台がすべてQ2に進出。さらにレッドブルはマックス・フェルスタッペンが今季2度目の予選4番手を獲得し、トロロッソもダニール・クビアトが今シーズン初めてQ3に進出、予選6番手を獲得した。
しかも、フェルスタッペンは予選後にこう語っていた。
「Q3で僕は新品のソフトタイヤを1セットしか持っていなかったから、みんなと違う戦略を選んで、単独で走っていた。このコースはスリップストリームの影響が大きいのに、僕はそれを使用することができなかったから、自分のQ2のベストラップと比べても、メインストレートで0.25秒くらい失っていた。もし、Q3でスリップストリームを使えていたら、ポール争いができたと思う」
なぜ、フェルスタッペンがQ3で1セットしか新品のソフトタイヤが残っていなかったのか。チーフデザイナーのポール・モナハンは次のように説明した。
「われわれの予選でのタイヤ戦略は、Q1とQ2でそれぞれ1セットずつ新品のソフトを使用し、Q3で2セットの新品ソフトを使用する予定だった。ところが、マックスがQ1の1回目のアタックでブレーキングをミスしてフラットスポットを作ってしまったため、Q1で2セット目の新品のソフトタイヤを使用しなければならず、Q3用にとっておいた1セットをQ1に回したんだ」
そのことはフィニッシュラインでの最高速にも表れていた。チームメイトのピエール・ガスリーが全体で11位となる時速334.1kmを記録していたのに対して、フェルスタッペンは時速330.5kmで17位にとどまった。
ただし、それはメルセデスも同じだった。Q3の最後のアタックで最初にコースインしたメルセデスの2台は、先頭のバルテリ・ボッタスはまったくスリップストリームを使えず、その後ろを走行していたルイス・ハミルトンもほとんどスリップストリームを使えなかった。2台のフィニッシュラインでの最高速は、フェルスタッペンとほぼ同じ、時速331.5km(ボッタス)と時速330.2km(ハミルトン)だった。それでもメルセデスはフロントロウを独占した。
モナハンは言う。
「今日はQ3で2セットのタイヤを使用したとしても、ポールポジションは無理だった。でも、3番手は狙えたかもしれない。明日のレースは表彰台争いをするよ」
予選でスリップストリームを使えなかったフェルスタッペン。4番手からスタートする日曜日のレースでは、1つ前からスタートするフェラーリのセバスチャン・ベッテルのスリップストリームを存分に使い、表彰台へ上がってほしい。
(Masahiro Owari)
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11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |