F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1第4戦アゼルバイジャンGP FP1:マンホールの蓋が外れるトラブル発生。コースの安全を確保できず、赤旗終了に

2019年4月26日

 4月26日現地時間午後1時、アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が行われた。気温は16度と低いが陽射しは強く汗ばむような気候で、路面温度は40度。


 事前にFIA-F2のフリー走行が45分間に渡って行われたとはいえ、まだ路面はダスティでグリーン。まずは各車がバクーの長いストレートに合わせて持ち込んできたレスダウンフォース仕様のエアロパッケージやアップデートの確認作業を進めていく。フェラーリは小さなアップデートを施したバージボードやフロア後端にフロービズを施して気流を確認している。


 しかし12分経過時点でジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がターン3手前のストレートを走行中に突然フロア下のパーツが飛び散ってストップ。マンホールの蓋が外れてフロア下をヒットしたためだった。これでセッションは赤旗中断となった。レースコントロールからはコース修理と全マンホールの確認のために大幅なセッション遅延となる見込みであることが伝達された。


 さらにはマシンを回収しピットへ運ぶ輸送車のクレーンがブリッジをヒットし、その作動用ハイドロ液がマシンに降り注ぐなど混乱が続き、クレア・ウイリアムズ副代表は「我々はスペアシャシーを用意する必要があるかもしれないし、F1サーキットはこうあるべきではない」と厳しく指摘する。フェラーリのシャルル・ルクレールもこのデブリを拾ってマシンにダメージを負っている。


 午後1時27分、事態を重く見たレースコントロールはこの段階でFP1を再開せず終了とすることを発表し、フェラーリの2台のみが1分47秒台と49秒台のタイムを記録しただけでセッションは終了。他車はインストレーションチェックを行なったのみで、メルセデス勢に至っては1周も走らずマシンの確認もできないままセッションが終わってしまった。


 バクー・シティ・サーキット側の不手際もさることながら、事前に確認を行い承認するはずのFIA側の姿勢と責任も問われることになりそうだ。これまでは故チャーリー・ホワイティングを中心とした事前サーキット確認が行われていたが、その確認作業が不充分だった可能性もある。


 なお、レッドブル・ホンダ勢はスペック2の投入に伴って今季2基目のICE、TC、MGU-H、MGU-Kを使用。トロロッソ・ホンダ勢はスペック2のICEのみの新規投入で今季3基目。アルファロメオ勢はCEを新品に交換し、アントニオ・ジョビナッツィは今季3基目のCEとなったため10グリッド降格ペナルティが科されることになった。



(Mineoki Yoneya)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号