最新記事
- アストンマーティンF1、2026年型マシンの発表...
- 他車の不運に助けられつつも、ミスなく走り10...
- レッドブルが2026年のラインアップをまもなく...
- 戦略ミスが選手権争いに影響。マクラーレンが...
- 【F1カタールGP決勝の要点】パパイヤルールへ...
- フェルスタッペン逆転勝利。マクラーレン失策...
- 【正式結果】2025年F1第23戦カタールGP 決勝
- 「選手権2位を確実なものにしたい」「スプリ...
- 「今季10回目のQ3進出。本当に嬉しい」「グリ...
- 「チームとして機能できてよかった」好スター...
- ピアストリ復活。“F1に来て一番楽しめた”マシ...
- ピアストリが復調、今季6回目のポール獲得。...
【開幕戦のトロロッソ・ホンダ】新人アルボン、入賞見えるも戦略ミス。それでも「自分の成長を感じられた。落胆より充実感の方が大きい」
2019年3月19日
トロロッソ・ホンダで今年F1デビューしたアレックス・アルボンのF1初レースは、周回遅れの14位完走という結果だった。13番グリッドからスタートし、一時は9番手を快走。そのまま行けばデビュー戦入賞は確実だったが、早過ぎたタイヤ交換で涙を飲む結果となった。しかし、レース後の本人は「中団グループで十分戦える!」と、トロロッソ・ホンダの戦闘力に確実な手応えを感じており、10日後の第2戦バーレーンGPが待ち遠しくてならないようだった。
──ポイントこそ取れませんでしたが、充実したレースだったのではないでしょうか?
アルボン:そう思う。週末を通じてたくさんのことを学んだし、自分の成長を感じられた。レース自体は望んでいた形にはならなかったけれど、落胆よりは充実感の方が大きいよ。
──ピットストップタイミングの戦略の失敗が致命的でした。
アルボン:結果的にはレース序盤のタイミングでピットインすべきではなかった。でも、それは戦っている最中には誰にもわからないことだった。フェラーリでさえ同じミスを犯してるんだし。(セルジオ)ペレスや(ランド)ノリス、(アントニオ)ジョビナッツィ、それからロマン・グロージャンまで加わって、大ダンゴ状態だった。あの状況で周回を重ねないといけなくて、その間におそらく1周でコンマ3〜4秒ずつタイムロスして行ったんじゃないかな。そこで入賞の可能性は完全に消えてしまったね。ペレスに抜かれたのは完全に僕の油断だった。あれは正直、ちょっと悔やまれるね。でも、デビュー戦を終えて今は本当にハッピーだよ。気持ちはもう、次のバーレーンに切り替えてる。
──F1のレースを初めて戦って、どんなところでFIA-F2との違いを感じましたか。
アルボン:ドライビングでいうと、F2のレースではタイヤを持たせるために自分の限界の90パーセントぐらいで走ってるイメージなんだ。それがF1では、さらにもう5パーセントはプッシュできる感じかな。ただ、少しでも前のクルマに接近しすぎるとタイヤがすぐにオーバーヒートしてしまう。それを元に戻すのには2周くらい、離れて走らないといけない。レギュレーションが変わってF2よりオーバーテイクしやすくなったかどうか。僕には正直、まだわからない。メルボルンはそれを証明するのに、決して理想的なサーキットじゃないしね(笑)。いずれにしても、ライバルたちと接近戦でバトルしながらタイヤを持たせるのは、F1ではF2よりはるかに難しいことがよくわかった。
──スタート直前のグリッドでは、昨日までに比べてリラックスしてるように見えました。
アルボン:そう、自分でも意外なほど落ち着いていた。やることが山ほどあって、余計なことを考えるヒマはなかったというのもあるけどね。前の晩は全然眠れないんじゃないかと思っていたら、爆睡できたし(笑)。スタートも平常心で行けたし、そのあとも焦らず走り切れた。スタート手順やレース戦略は僕には目新しいものばかりだったけど、落ち着いてこなせたと思う。
──初めてF1のレースを戦って、予選の重要性を改めて痛感したのでは?
アルボン:まったく、その通りだよ。中団グループがいかに接戦かよくわかったし、それだけにひとつのグリッドの上下が成績を大きく左右する。そういうことも含めて、次のレースが本当に待ちきれないよ!
(Kunio Shibata)
関連ニュース
| 11/28(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
| スプリント予選 | 結果 / レポート | |
| 11/29(土) | スプリント | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 11/30(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 408 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 396 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 392 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 309 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 230 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 152 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 51 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 800 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 459 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 426 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 382 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 80 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 73 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 68 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


