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3位表彰台のフェルスタッペン、レース後のFIA会見でホンダPUを称賛。「昨年に比べて最高速が伸びて、最高に気持ちよかった」

2019年3月17日

 2019年のF1開幕戦オーストラリアGPで11年ぶりに3位表彰台を獲得したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。表彰式を終えた後のプレス会見で、今日のレース、そしてホンダのパワーユニット/エンジンについて振り返った。


──最後はルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜くことはできませんでしたが、今日の結果には満足していますか?


フェルスタッペン:もちろんだよ。シーズン最初のレースで表彰台に上がり、メルセデスに勝負を挑めた。すごく収穫の多いスタートだった。金曜日の厳しい状況からここまで立て直したチームには深く感謝したい。そしてもちろん、ホンダにもね。今のV6ターボ時代になってから、ホンダは最初の表彰台でしょう。本当にうれしいよ。


──開幕戦を終えて、改めてホンダ製パワーユニット(PU)について聞かせて下さい。このPUなら、今後タイトル争いに絡める手応えを感じていますか。


フェルスタッペン:スピードに関して言うと、レース中ずっと速さがあった。それが去年までに比較して、実に大きな進歩だよ。他のトップ2チームと最高速を比べても、本当にうれしい驚きだ。全般的に言っても、週末を通じてまったく不具合が出ず、安定して性能を発揮してくれた。それはシーズンを通して戦う上ですごく重要なことだ。僕らが今後、タイトル争いが出来るかどうか。それは近いうちにわかると思う。


──3位表彰台に上がるぐらいですから、レッドブル・ホンダのパッケージに戦闘力があることはたしかでしょう。しかし、今日のレースでは単に3位に入っただけでなく、チェッカーまでずっとハミルトンを追い回すパフォーマンスを披露しました。しかもその間、常に全開で攻め続けた印象です。


フェルスタッペン:たしかに、ずっと全開でプッシュしてた。もちろんタイヤをいたわらなきゃいけないとか、そういうことはしてたよ。特にルイスに近づき過ぎた時は、オーバーヒートしないように気をつけてた。でも、全体的には本当に思い切り攻めることができたね。特に最高速が伸びてるのは、最高に気持ちよかった。そこは去年までとは、違うところだよ。今後はもっと多くのプラス材料が投入されることになってるしね。チームもホンダも、本当にいい感じで強力関係が築けてる。もちろん(バルテリ)ボッタス(メルセデス)に大差で負けたという事実は厳然としてある。今まで以上のハードワークで、そこを克服していかないとね。



(Kunio Shibata)


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