F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1のプロスト、フェラーリの方針に理解。「自由に戦わせることは必ずしもベストではない」

2019年3月4日

 フェラーリの代表に就任したばかりのマッティア・ビノットは、ふたりのドライバーの扱いに関して、「シャルル・ルクレールよりセバスチャン・ベッテルに、より多くのチャンスを与える」旨の発言をした。


 それについて、1990年代初めにフェラーリに所属していたアラン・プロストは、「彼らのやり方は、十分に理解できるものだ」と語った。


「ライバルチームとは比較にならないほど大きな注目を浴び、プレッシャーを受け続けるフェラーリは、つねに最高の結果を出すことが求められる。そしてそれを遂行するには、ふたりのドライバーを自由に戦わせることは必ずしもベストの方法ではない」


「代表になったばかりのビノットが、この微妙な問題についてはっきり言及したことを、私は高く評価したいね。部下たちは新しいボスの考え方を、早く知りたがっていた。そして今回それがはっきり理解できたことで、いっそう仕事に集中できる。その点はスタッフだけでなく、シャルルにとっても同じことだ」


 一方、自身がスペシャルアドバイザーを務めるルノーに関しては、「フェラーリとは、状況が違う」と言う。


「ルノーには、ナンバー1ドライバーはいない。(ダニエル・)リカルドと(ニコ・)ヒュルケンベルグは、完全に同待遇だ。われわれはそれが、最善の方法だと信じている。もちろんレース週末には、どちらかが相手より速く走ることもあるだろう。しかしふたりとも、十分に大人だ。健全なバトルを繰り広げてくれるはずだよ」


 バルセロナのウィンターテストの際にビノット代表は、「もしレース週末にふたりのドライバーが微妙な状況に置かれた場合は、新人のルクレールより経験豊かで実績のあるベッテルを重用する」とコメント。ルクレール自身も、「まったく論理的な方針だ」と、異は唱えていなかった。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(翻訳・まとめ Kunio Shibata)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号