F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリのベッテル、元会長の死は厳しい試練だったと振り返る。「プレッシャーをかけつつ導いてくれた、大きな存在を失った」

2018年12月12日

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、元会長の故セルジオ・マルキオンネはチームに大きなプレッシャーをかけてきたが、それがチームに成功をもたらしたと示唆、彼の死去は大きな損失だったと語った。


 フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEO、フェラーリの会長およびCEOを務めたマルキオンネは、今年7月、手術を受けた後に病状が悪化し、66歳でこの世を去った。当然のことながらフェラーリのチーム全体がマルキオンネの訃報により混乱をきたし、2018年シーズン後半戦にはパフォーマンスが低下した。


 先週、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された2018年FIA授賞式でF1ドライバーズ選手権2位の表彰を受けたベッテルは、マルキオンネの死について、「大きな損失だった」と語った。


「もちろん、日々の業務は続けられた。みんな、自分たちの仕事もやるべきことも分かっていたとは思う」


「でも僕らにとって簡単なことではなかった。最善のやり方で仕事を続け、自分たちのやるべきことに取り組もうと努力していた。彼は僕らのそういう姿を見たいだろうと思ったんだ」


 マルキオンネはビジネスに対する鋭い洞察力と歯に衣着せぬ発言で知られ、F1に関与するなかでも、そういったアプローチをとってきた。


「彼は常に僕らに大きなプレッシャーをかけてきた」とベッテルは認めている。「でも彼は僕らに手を差し伸べ、導いてもくれたんだ」


「(彼の死は)大きな損失だった。だが僕らは、チームとしてこの出来事に対応し、彼自身と彼の功績を称え続けていこうとした。それこそが僕らがこれから前に進むためにやっていくべきことだ」


 4度F1タイトルを獲得したベッテルは、故マルキオンネを追悼するうえで、自分たちは来年メルセデスを倒してタイトルを獲得するために必要なことは何でも取り入れていく必要があると語る。


 2019年に目指すことについて質問された際、ベッテルは「シンプルな話だ。もっと良いパフォーマンスを発揮したい」と答えた。


「(2018年は)すごく接戦で、高い競争力を見せたレースがいくつかあった。全体的に見て、今年のマシンはあらゆるトラックで機能する、オールラウンドなものだったと思う」


「何度かハイライトがあり、その大半をうまく活用できたと思う。この2シーズン、優勝争いができ、チャンピオンシップについて語れるポジションに戻れたことは良かった」
「でも、チャンピオンシップ全体を見渡せば、僕らは(タイトルには)遠く及ばなかった」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号