F速

  • 会員登録
  • ログイン

トロロッソ・ホンダ加入のアルボン、レッドブルからの2度目のチャンスを喜ぶ「一時はレースをやめることも考えた」

2018年12月3日

 アレクサンダー・アルボンは2012年にレッドブルのジュニアプログラムから放出された後、一時はレース活動を継続することを諦めそうになったと認めた。


 2018年F1最終戦アブダビGP後、アルボンがトロロッソ・ホンダの2019年フルタイムドライバーとして起用されたことが正式に発表された。2019年にF1に復帰するダニール・クビアトがチームメイトを務める。


 今年のFIA F2選手権でランキング3位を獲得したアルボンには、F1昇格に十分見合う力があると考えられている。彼は2012年にレッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコによってジュニアドライバーに採用されたが、その後、傘下から外れていた。


 アルボンがレッドブルのサポートを受けていたのは1年のみのことで、彼はレッドブルのプログラムから放出された後、自身のモータースポーツでの将来に確信が持てない時期があったと認めた。


「とても辛かった。僕にとっていろいろな理由から厳しい1年だった。とりわけ自分の出した結果についてね。でもそのおかげで僕はより懸命に仕事に取り組むようになった」とアルボンは振り返る。


「レースを完全にやめようというところまできていた。でもその後、レースをするたびに強い印象を与えなければならないと分かった。そして幸運にもドクター・マルコが2度目のチャンスを与えてくれた」


 レッドブルから放出された後も、アルボンは集中して取り組みを続け、2016年のGP3でランキング2位を獲得、頭角を現した。この時、ARTのチームメイトだったのは、2018年にザウバーで印象的なF1デビューを果たし、2019年にフェラーリドライバーとなる、シャルル・ルクレールで、ルクレールは2016年のGP3でタイトルを獲得している。


 今年のF2シーズンにおけるアルボンのパフォーマンスを見て、マルコは彼が成長したことを確信したようだ。


「僕は(F1昇格を)諦めなかった。実現するだろうと信じる必要があったんだ」と22歳のアルボンは語った。


「そうは言っても、F1に行くチャンスはとても小さいことは分かっていた。僕には十分な資金もなかったしね」


「現実には、僕にはトロロッソ/レッドブルを通してチャンスを得るしか道がなかった。しかも皆知っているように、ドクター・マルコに強い印象を与えるのは簡単ではないんだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号