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レース・オブ・チャンピオンズ2019は中南米初のメキシコ開催。ベッテル、クルサードの参戦決定

2018年11月2日

 あらゆるモータースポーツカテゴリーのスタードライバーが集結する年に1度の祭典『レース・オブ・チャンピオンズ(RoC)』の2019年大会は、F1開催トラックでもあるメキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで開催されることが決定。年明け1月19〜20日にRoCはラテンアメリカに初上陸して開催されることが明らかになった。


 毎回、RoCの大会組織委員会が設定する専用トラックのレイアウトは、首都メキシコシティに位置するこのグランプリサーキットで最大の特徴ともなっているスタジアムセクション“フォロ・ソル”に完全に組み込まれる予定で、元野球場のアルプススタンドを流用した観客席がそのまま使用される見込みとなっている。


「レース・オブ・チャンピオンズをメキシコシティで開催できることは、とても光栄だ」と語るのは、RoCの代表を務めるフレデリック・ジョンソン。


「コースの象徴でもあるフォロ・ソルは、モータースポーツを観戦するのに最適なアリーナだ。すでにF1ファンにも象徴的なスタンドとして認知されていることは、なんら驚くに値しないよ」


「メキシコはRoCにとっても完璧な場所であり、偉大な先人たちが数多くの歴史と伝説を紡いできた。最速のマシン、最強のドライバーたちが自らのスキルを見せ、メキシコの熱心なモータースポーツファンを沸かせ、記憶に残るイベントとなることを期待している」


 週末2日間の日程で開催されるイベントは、19日(土)に各国代表2名のドライバーが“世界最速国家”を目指して戦う『RoCネイションズカップ』を開催。


 翌20日(日)には、それぞれのドライバーが個人戦タイトルを懸け“世界最速ドライバー”の称号を目指すことになる。


 今後もF1を筆頭に、WRC世界ラリー選手権、インディカー、NASCAR、WEC世界耐久選手権、WorldRX世界ラリークロス選手権など、世界中の人気カテゴリーから参加ドライバーが順次アナウンスされる予定となっているが、その最初の2名としてRoCの常連組とも言えるセバスチャン・ベッテル、デビッド・クルサードの名前が発表された。

■ベッテル「RoCは『なぜ、自分がモーターレーシングを始めたのか』を再認識させてくれる」


F1メキシコGPも開催されたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスのインフィールド区間”フォロ・ソル”を使用

最初の参加ドライバーとして発表されたセバスチャン・ベッテルは2015年大会の個人チャンピオンでもある


 ベッテルといえば、2007-2012年大会でミハエル・シューマッハーと組んで『RoCネイションズカップ』6連覇を達成したほか、2017年のマイアミ大会では初日にパスカル・ウェーレインが大クラッシュにより負傷欠場したにもかかわらず、ひとりで国別対抗のタイトルを手にするなど、RoCの歴史に欠かせないドライバーのひとりとなっている。


「またRoCにカムバックできてうれしいよ。僕のレーシングキャリアの中でも欠かせないイベントになっているし、すべてのレーシングドライバーはこのRoCに参加できる栄誉を夢見ているんだ」と語ったベッテル。


「そこでは『なぜ、自分がモーターレーシングを始めたのか』という根源的な問いへの答えを再認識させくれる。純粋な競争の魅力を僕らに思い起こさせてくれる場所でもあるんだ」


 一方、個人戦で2度のチャンピオンを獲得し、世界最速の男となった経験を持つ47歳のクルサードは「僕がなぜ、いまだにRoCで成功を収めることができているのか、いつも謎だと思っている」と、冗談を交えながらも意気込みを語った。


「僕より若く、才能に溢れた若いドライバーたちが相手で、僕はといえば2009年を最後にF1から降り、フルタイムのシリーズを戦ったのも2012年のDTMが最後だからね」と、笑顔を見せたクルサード。


「でも、それこそがノックアウト方式の本質だと思っている。でも番狂わせはそう長くは続かない。いずれ本物の実力で追い落とされる日がくるはずだ。正式にモータースポーツから引退しているにもかかわらず、こうして招待してくれるフレデリック(ジョンソン)には、驚くと同時にいつも光栄に感じているよ」

イベントではKTMやRoCバギーなど多彩なマシンを使用。ファンが同乗してのバトルが繰り広げられる

現役引退後もRoCのレギュラーとしてイベントを盛り上げてきたデビッド・クルサードも参戦決定



(autosport web)


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