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フェラーリF1代表が失言。ボッタスへの“執事”発言を直接謝罪

2018年9月13日

 フェラーリF1のチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、イタリアGP直後に不適切な発言を行ったとして、メルセデスのバルテリ・ボッタスに対して謝罪を行った。


 フェラーリはホームであるモンツァでフロントロウを独占しながら、メルセデスのルイス・ハミルトンに敗れた。2番グリッドのセバスチャン・ベッテルは、スタート直後にライコネンからリードを奪おうとするなかでルイス・ハミルトンに接触、後方にポジションを落とした後、挽回を図ったが、4位にとどまった。ポールシッターのキミ・ライコネンは決勝前半をリードするが、ハミルトンを援護するボッタスがピットストップを遅らせて前を走り続けたことで、ハミルトンはライコネンに追いつき、最終的にトップに立つことができた。


 これによってポイントリーダーのハミルトンはベッテルとの差を30ポイントに拡大した。


 決勝後、ライコネンはなぜボッタスのようにタイトルを争うチームメイトをサポートしなかったのかと聞かれたアリバベーネは失言をしてしまった。
「我々のチームにいるのはドライバーであって執事ではない」


 口に出した直後に自身が失言を行ったことに気付いたアリバベーネは、ボッタスに謝罪したという。


「(レース直後の)興奮した雰囲気のなかで言ったことではあるが、問題に発展するかもしれないことにすぐに気付いた」とアリバベーネはイタリアのAutosprintに対して話した。


「その後、バルテリ・ボッタスとメッセージのやりとりをした。彼に謝罪し、ああいう発言をしたことの説明をしたかった。うっかり出てしまった言葉であり、ボッタスのことを指して言おうとしたことではないと、分かってほしかった」


「彼は分かってくれた。彼の態度には心から感謝している」

■ライコネンとベッテルへの批判に反論するアリバベーネ代表

 一方、イタリアGP決勝でライコネンがポールからそのポジションを守って走り続けたことは当然のことであり、チームオーダーによってベッテルのアクシデントを防ぐことは不可能だったとアリバベーネは語った。


「ふたりには愚かなことはするなとだけ指示した。キミはセバスチャンの不利になるような行動をとったという意見があるが、ではキミはいったいどうするべきだったのだ? ルイス・ハミルトンであっても、セバスチャン・ベッテルであっても、同じことをしただろう」


「ベッテルとハミルトンに起きたことと、チームオーダーの問題とは無関係だ」


 今年ミスを繰り返しているベッテルへの批判が高まっているが、アリバベーネは、チーム内で起きていることはすべて自分の責任であると述べた。


「まだレースはたくさん残っている。その段階で誰かを非難するのは間違っている」とアリバベーネ。


「私がチーム全体の責任を担っている。だから、ドライバーであろうとチームメンバーであろうと、誰がミスをしたのかは問題ではない。責任をとるのは私だ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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