F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリ元会長、ハミルトンにブーイングをしたティフォシを批判「負けを受け入れない態度が不愉快」

2018年9月5日

 元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、日曜のF1イタリアGPで勝利を飾ったルイス・ハミルトンに対して、激しいブーイングを行ったフェラーリファンたちを批判した。


 フェラーリは地元イタリアでフロントロウを独占、ポールシッターのキミ・ライコネンはレース前半をリードし、ファンのなかで跳ね馬優勝への期待が高まっていった。しかしメルセデス勢の見事な連携プレイにより、ルイス・ハミルトンが勝利を勝ち取り、ライコネンは2位に終わった。表彰台に上がったハミルトンと3位のバルテリ・ボッタスは、失望したファンから大きなブーイングを浴びた。


 1991年から2014年の23年間、フェラーリに君臨し指揮をとったディ・モンテゼモロは、ハミルトンのパフォーマンスを賞賛し、彼に対してティフォシが激しいブーイングを行ったのは残念なことであると語った。


「ルイスは素晴らしいチャンピオンだ。彼は常に正確で素晴らしいレースをしてきた。以上だ」とディ・モンテゼモロはBBCに語った。


「起きたこと(ハミルトンにブーイングが起きたこと)は非常に良くないことであり、私は非常に不愉快に思っている」


 71歳のディ・モンテゼモロは、日曜にイタリア人ファンが激しい反発を示した原因のひとつは、メルセデスがボッタスを使ってライコネンを抑え込み、ハミルトンが勝つサポートをしたことにあると考えている。しかしディ・モンテゼモロは、こういう戦略はどのチームも行うものであり、自分がフェラーリのトップだった時代にも何度も利用してきたと語った。


「フェラーリは私が会長とCEOであった時、何度か(この方法で)チャンピオンシップで勝利した。キミとフェリペ・マッサ、そしてルーベンス・バリチェロとミハエル・シューマッハー、そしてミハエルとエディ・アーバインの時代にね」と彼は言った。


「だからこれは歴史の一部なのだ。ボッタスはなにも間違ったことも反則もしていない。彼は彼のレースをしたのだ」


「誰かが批判をしていると聞いた。だがこれは普通のことだ。人が勝利を手に入れるのは難しいことだが、勝利できなかったことを受け入れるのはさらに難しい。昨日、観衆が取った行動を見て、不愉快に思った」


「メルセデスは彼らの仕事をしたのだ。もし私がメルセデスと同じ状況でフェラーリを任されていたら、まったく同じ選択をしただろう。だからこの話はもう終わりだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号