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F1 Topic:ジェームズ・キー加入が未確定のマクラーレン。チーフエンジニアの退任も発表していた
2018年7月28日
トロロッソ・ホンダのテクニカル・ディレクター、ジェームズ・キーをマクラーレンが獲得したと一方的に発表した一件によって、マクラーレンとトロロッソはハンガリーGPで冷戦状態に入った。
トロロッソ側は、キーと長期的な契約があると、態度を硬化。マクラーレン側からは依然として、キー加入に関する正式なリリースは出ていない。つまり、もしキーがマクラーレンへ移籍できなかった場合、キーの前途はかなり多難なものになることが想像できる。
問題はそれだけではない。じつは、マクラーレンはキーの加入とともに、チーフエンジニアを努めたマット・モリスの退任も発表していた。モリスは、すでに辞任したエリック・ブーリエら、『アンタッチャブルズ』と呼ばれた1人で、ドイツGPには久しぶりに現場に姿を見せていたが、その表情はかなり険しかった。
ところが、この報道はほとんどされていない。じつはこの発表は『ワッツアップ』で行われたためだった。『ワッツアップ』とは、アメリカのコミュニケーションアプリで、日本のLINEと同じシステム。欧米ではほとんどの人が使用しているアプリだが、F1でもチームの広報がメディアに情報を発信するツールとして、近年多用され始めている。
ただし、マクラーレンの広報からの情報を受け取るためには、マクラーレンの広報が作ったグループに登録しなければならない。したがって、一般の人はもちろん、メディアでも登録していない人たちは見ることができないため、モリスの退任はあまり報じられなかったのである。
皮肉だったのは、トロロッソ側の反感を買うことになった、マクラーレン側の一方的なキー加入の発表を行ったマクラーレンの広報が、じつはトロロッソの前身であるミナルディ出身者だったこと。
いずれにしても、マクラーレンはキーの加入を前提にモリスの退任を発表したわけだが、肝心のキーの加入の目処が立っていない。つまり、最悪の場合、マクラーレンはキーもモリスも失う可能性がある。果たして、マクラーレンの未来は今後どうなるか……。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

