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勝てるマシンを切望するグロージャン「F1世界チャンピオンの夢が、遠ざかりつつある」
2018年7月20日
今年でF1参戦10年目を迎えるベテラン、ロマン・グロージャンが、「ずっと抱いてきた世界チャンピオンになる夢が、少しずつ手の届かないところに行ってしまっている」と、今週末のドイツGPで弱気のコメントを発した。
ふたりのメルセデスドライバーが契約延長を正式発表するなど、トップ3チームの来季ドライバーラインナップはほぼ決まりつつある。「いや、再来年の2020年も、大きな動きはなさそうだよね」と、グロージャンは悲観的だ。
「フェラーリはこのままだと、シャルル・ルクレールと契約することは間違いない。となればレッドブルも、今のまま動かない。そもそも彼らは、自分たちが育てたドライバーを優先して抜擢する。メルセデスも、同様だよね」
「今のF1は、トップ3チームと中団以下のチームとが、完全にグループAとグループB化してる。そしてグループBにいる限り、永遠にタイトルを獲るチャンスはないんだ。それどころか、優勝さえ難しい。残念だが、それがF1の現実だ」
「僕はF1直下のカテゴリーで、最もたくさん勝って来たドライバーだ。ルイス・ハミルトンや、他の誰よりもね。でもF1では戦闘力のあるクルマに乗れなければ、決して勝つことはできない」
「でもたとえそのチャンスに恵まれたとしても、チームメイトがハミルトンやセバスチャン・ベッテルのような世界チャンピオンだったら、何勝かできたとしてもタイトルは決して獲れないだろうね。過去数シーズンの展開が、証明しているように。それよりは、今の僕が置かれた状況の方がマシかもしれない」
グロージャンは同じくベテランドライバーのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグに、自分の境遇を投影させている。
「セルジオと二コは、置かれた状況が僕とよく似てる。もうずいぶん長くF1に籍を置いて、それなりの評価を受けてきた。特に僕とセルジオは何度も表彰台を射止めてるし、一時はトップチームへの移籍の話も出た。なのにそこから先に、なかなか進めない。一方で二コは、あれだけの才能がありながら、まだ一度も表彰台に上がれてない。でもそれは決して、本人の問題じゃないと思う」
今年限りでハースとの契約が切れるグロージャンは、来季以降の動向はまだ決まっていない。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

