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F1イギリスGP FP1:ハミルトンがトップタイム、トロロッソ・ホンダのガスリーは12番手
2018年7月6日
西ヨーロッパは先週来から熱波が居座り、イギリスも連日30℃前後の暑さが続いている。イギリスGP初日も晴れ。気温19℃、路面温度33℃というコンディションの下、午前10時からフリー走行1回目が始まった。
名うての高速コースであるシルバーストンは、タイヤへの負荷も非常に高い。そのためピレリはハード、ミディアム、ソフトという最も固いコンパウンドの組み合わせを、今季初めて投入した。
一方でコースは全面的に再舗装されているが、ルイス・ハミルトンは「今までこんなにバンピーなコースを走ったことがない」と、訴えている。
前戦オーストリアGPで2台リタイアを喫したメルセデスは、バルテリ・ボッタスのパワーユニットを3基目に交換した。チーム側は、「リタイア直後に高温の状態が続いたので、念のために交換した。だからといって、このPUがもはや使用不能というわけではない」と、説明している。
40分経過した時点で、ミディアムを履いたハミルトンが1分28秒908でトップ。同じコンパウンドのセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネンが続いている。フェルナンド・アロンソだけがこの時点で、まだタイムを出していない。
開始後59分。直前に4番手の速さを見せたロマン・グロージャンが、1コーナーのブレーキングでスピン。2コーナーまでグラベルを飛んで行き、タイヤバリアに激突した。バーチャルセーフティカーが導入された。しかし、VSCはほどなく解除され、ソフトに履き替えたハミルトンが、1分27秒487の自己ベストでボッタスを上回り、再びトップに立った。
終了5分前。全20台中唯一、ミディアムでのみ周回を重ねていたフェルスタッペンが、メインストレートで減速。コース脇に止まってしまった。「ギヤボックストラブルだ」と、本人は報告している。
このセッションは、ハミルトン、ボッタスのメルセデス勢が1−2を占め、ハミルトンの最速タイムはすでに昨年の自身のQ2最速タイムをコンマ3秒以上しのいでいる。トロロッソ・ホンダは、新エアロパッケージを装着したピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーは19番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

