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F1オーストリアGP FP2:初日はハミルトンがトップ、トロロッソ・ホンダのガスリーは9番手

2018年6月30日

 午後3時からのFP2は、気温21℃、路面温度27℃、無風のコンディションで始まった。依然として雲が多く、セッション中の降水確率は60%のままだ。開始後10分、フェラーリの2台が精力的に周回を重ねる中、レッドブルとメルセデスの4台はガレージにこもったまま。数分後にようやく全20台がコースインした。


 ルイス・ハミルトンはソフトタイヤで、午前中の自己ベストを0.3秒近くしのぐ1分4秒579をマーク。2番手のバルテリ・ボッタスはスーパーソフトながら、0.2秒近い差を付けられている。


 ソフトで周回を重ねるマックス・フェルスタッペンは、「高速コーナーを攻めるたびに、フロントタイヤがダメになって行く」と言いながらも、5番手まで順位を上げた。セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドは新品ウルトラソフトを履き、それぞれ1分4秒815、1分5秒031と自己ベストを更新し、3、4番手に付けた。

2018年F1第9戦オーストリアGP フェルナンド・アロンソ
2018年F1第9戦オーストリアGP フェルナンド・アロンソ

 開始後36分。スーパーソフトで9番手タイムを出し、その後ウルトラソフトに履き替えたばかりのピエール・ガスリーが、ターン9でアウト側の縁石に乗り過ぎ、左フロントサスアームを破損。そのままターン10を飛び出し、グラベルで停止した。セッションは5分間の赤旗中断。再開後にはフェルナンド・アロンソもターン10で飛び出したが、こちらは無事にコース復帰した。


 ガレージに戻されたガスリーのマシンはわずか10分ほどで修理を終え、チェッカー20分前には中古スーパーソフトを履いて走行を再開した。終了5分前、直前にターン9で飛び出し、ピットに戻って来たケビン・マグヌッセンが、再びコースに出ようとしたところ、「クルマを止めろ」という指示が飛んだ。毎戦のように起きるタイヤの装着ミスが、今回はハースに起きたようだ。


 FP1同様、このセッションもハミルトン、ボッタスが1−2。ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、キミ・ライコネンが続き、4番手のリカルドまでが1分4秒台に入った。7、8番手はロマン・グロージャン、マグヌッセンのハース勢が占め、ガスリー、ストフェル・バンドーンが9、10番手という結果だった。



(Kunio Shibata)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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