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F1 Topic:モナコGP決勝の最速ピットストップ戦略は1ストップ。各チームはどう動く?
2018年5月27日
ピレリによれば、木曜日と土曜日のタイヤのデグラデーションりデータから、今日のレースでの最速ピットストップ戦略は、1ストップ作戦だという。
ただし、1ストップ作戦でも2通りの戦略が考えられる。ひとつはハイパーソフトでスタートした場合。これはQ3へ進出したトップ10のドライバーが採らなければならない戦略だ。
ピレリによれば、「最初にハイパーソフトを履いた場合の理想的なピットストップのタイミングは14周目」だという。そして、その場合に履き替えるタイヤはスーパーソフトだという。つまり、64周を1セットのタイヤで走りきらなけばならない。
そうなると、新品のタイヤに履き替えるのが望ましいが、じつはレッドブルの2台に新品のスーパーソフトは残っていない。ほかにもウイリアムズ、ハースがスーパーソフトの在庫に新品はない。
そうなると考えられるのがウルトラソフトへの交換だ。こちらはメルセデス以外、全車1セットずつ新品を残している。
だが、ピレリはウルトラソフトで64周のロングスティントは推奨していない。というのも、昨年のモナコGPでウルトラソフトで最も長いスティントを走ったのがルイス・ハミルトンだったが、それでも46周だった。今年のウルトラソフトは昨年より、1ステップ軟らかくなっており、64周はかなり厳しい。
ピレリの想定では2番目に速いピットストップ戦略はスタートでウルトラソフトを履き、25周目にピットイン。そこでスーパーソフトに履き替えて、53周後のチェッカーフラッグまで走りきるという1ストップ作戦となっている。
つまり、ウルトラソフトでのスティントは25周から40周ぐらいだと考えられる。もちろん、燃料が重いスタート時と燃料が軽くなっていくレース中盤から後半ではタイヤへの負荷も変わるため、ウルトラソフトが40周以上を走行することができないわけではない。
そうなると考えられるのは、先頭を走るマシンのペースだ。抜きどころがないモナコでは、先頭を走るクルマのペースによって、タイヤのデグラデーションは変わるからだ。
今回ポールポジションを獲得したダニエル・リカルドはスーパーソフトがないため、できるだけハイパーソフトでの第1スティントを長くしたいはず。
そうなると、今年のモナコGPは超スローペースの展開が予想される。
(Masahiro Owari)
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| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
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| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
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| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
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| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
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