最新記事
- 不振続くセルジオ・ペレス。ホーナー代表も「...
- 2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバ...
- 2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバ...
- マシンがパルクフェルメに戻る前に、観客がコ...
- ウイリアムズF1代表、2025年のドライバー候補...
- レッドブル&HRC密着:“願ってもない状況”で...
- 【角田裕毅F1第9戦分析】中盤には順位を回復...
- ペレスが次戦3グリッド降格。損傷したマシン...
- 【F1第9戦決勝の要点】オコンに「ガスリーに...
- 【ポイントランキング】2024年F1第9戦カナダG...
- フェルスタッペンが通算60勝目。ウエットから...
- 【正式結果】2024年F1第9戦カナダGP決勝
F1スペインGP技術解説(2):マクラーレンの三つ鼻ノーズの気になる裏側
2018年5月19日
F1の開発はとどまるところをしらず、毎グランプリ、新しいパーツが導入されている。F1iのテクニカルエキスパート、ニコラス・カーペンティアーズがスペインGPの週末に見つけたマクラーレンの注目アイテムを紹介、分析する。
——————————–
■マクラーレン
(1)マクラーレンの三つ鼻ノーズ
ずいぶん待たされたマクラーレンの大幅アップデート。一番の話題は何と言っても、先端に3つの開口部を設けたノーズであろう。中央の穴は昨年型のレッドブルの踏襲で、両側のふたつはザウバーC37のそれを彷彿とさせる。さらにノーズ全体がかなり細身になり、両脇にはフロントサスペンションのアッパーアーム付近まで続く長い溝が入った。
中央の穴から始まるチューブは、ノーズ内で2本に分かれ、両側の穴からのチューブと合流。メルセデス風のケープ形状のウイングの下から空気を吐き出す仕組みだ(白矢印)。
ケープの裏には、他にも排出口があるのではという予測したが、スクープ写真によればこの2カ所しかない。黄色矢印が示す開口部には、地面の流速や地上高を測定するセンサーが仕込まれている。
三つ鼻から入ってケープ下に抜ける空気は、二つの渦流を作ることが主な目的で、それによってフロントタイヤによる乱流を打ち消し、マシンリヤへと流れる空気を整える効果を狙っている。
(2)見直されたターニングベイン
整流効果をさらに増すために、ターニングベインの形状も見直された。2カ所に切り込みが入り(青色矢印)、後端が丸みを帯びている(白矢印)
(3)今季2度目のバージボードの変更
まだ5戦目ながら、マクラーレンはバージボードに今季二度目の変更を行った。サイドポンツーン両脇の整流の役割を担うバージボードを、マクラーレンは第2戦バーレーンで2枚加えていた(青矢印)。それがスペインでは3枚に増やし、フロアから生やす形にした(白矢印)。
マクラーレンは徐々にトップチームの模倣を進めているが、デザインの洗練度では、まだ彼らのレベルには達していない。
(4)ディフューザー
ディフューザーにも細かい見直しが行われた。中央部分のプレートが2枚から3枚になっている(赤白矢印)。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
関連ニュース
6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |