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F1スペインGP決勝:ハミルトンが圧巻の独走優勝、ガスリーは無念のもらい事故

2018年5月14日

 5月13日現地時間午後3時10分、スペインGP決勝のスタートを迎えた。朝には小雨が降りGP3のレース2はウエットコンディションで行なわれたが、昼前からは晴れ間も広がって路面は完全ドライに。それでも気温は15度と低く、路面温度は35度となった。しかしレース中の降水確率は80%と高い。
 
 予選不出走のブレンドン・ハートレーはスチュワードの裁定により出場を許可され20番グリッドが与えられ、ギヤボックスとパワーユニットを丸ごと交換して決勝に臨む。セルゲイ・シロトキンは前戦での接触事故で3グリッド降格を科されており19番グリッドとなった。


 フェルナンド・アロンソがスーパーソフト、ニコ・ヒュルケンベルグとマーカス・エリクソンがミディアムを履いた以外は全車がソフトタイヤでスタートに臨んだ。


 ターン1ではカルロス・サインツJr.がロックさせてターン2でケビン・マグヌッセンと僅かに接触しコースオフ。マグヌッセンはターン3で僅かにバランスを崩し、背後にいたロマン・グロージャンがその乱流を受けてスピン。


 イン側に巻き込んできたことと激しくホイールスピンさせてタイヤスモークを上げたことで後方のヒュルケンベルグとピエール・ガスリーが巻き込まれてクラッシュ。ここで3台がリタイアとなりセーフティカーが導入されることとなった。

2018年F1第5戦スペインGP決勝 ロマン・グロージャンのスピンでニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーの3人がリタイア

 デブリ処理に時間を要し、レースは7周目に再開。この時点で順位は首位はルイス・ハミルトン、2番手セバスチャン・ベッテル、3番手バルテリ・ボッタス、4番手キミ・ライコネン、5番手マックス・フェルスタッペン、6番手ダニエル・リカルドとなり、7番手にはマグヌッセン、8番手サインツ、9番手シャルル・ルクレール、10番手にアロンソとなった。ハートレーは1周目にピットインし最後尾となったがセーフティカーの間にギャップは縮めて前のセルゲイ・シロトキンを追いかける。

2018年F1第5戦スペインGP決勝 もらい事故でリタイアを喫したピエール・ガスリー


 ハミルトンはプッシュして2番手ベッテルを毎周引き離していき、その後方は約2秒ずつ離れて走行し、7番手マグヌッセンは1周1秒以上のペースで離されていくが8番手サインツ、9番手ルクレールも3秒ほどの差を保って走る。


 18周目に2番手ベッテルがピットインすると、3番手のボッタスは翌周ピットインするが僅かに及ばずベッテルの後ろに留まった。20周目にピットインしたルクレールを翌周ピットインしたアロンソが抜こうとするが抜けず。


 首位ハミルトンはタイヤにまだ余裕を残しながら25周目にピットインし、これで暫定首位は1ストップ作戦を狙うフェルスタッペンとなるがすぐにハミルトンが追い付いていく。後方ではミディアムでステイアウトしているエリクソンが9番手に浮上し、サインツがなかなか抜けずに苦労。その後方でもルクレールとアロンソが激しいバトルを展開する。


 1ストップ作戦のレッドブルはリカルドが33周目、フェルスタッペンが34周目にピットインし、上位のオーダーは首位ハミルトンの11秒後方に2番手ベッテル、3番手ボッタスはその2秒後方で1ストップ作戦への切り替えも視野に入れながらチャンスを窺う。4番手フェルスタッペンはボッタスの7.8秒後方、5番手リカルドはさらに9秒後方となって6番手にはマグヌッセンが30秒差でつける。


 40周目にオコンがターン4出口でエンジントラブルに見舞われてストップ。これでVSCが入り、ベッテルはここでピットインを選択しミディアムタイヤに履き替え4番手に後退する。


 一方のメルセデスAMG勢はステイアウトして1ストップ作戦で走り切ることを目指す。これでオーダーは首位ハミルトン、2番手ボッタスは15秒後方、3番手フェルスタッペン10秒後方でウイリアムズと接触しフロントウイングの左翼端板にダメージを負うが走り続ける。4番手ベッテルはその背後に迫り、5番手リカルドは17秒後方に沈んだ。


 43周目にVSCが解除されるとアロンソはメインストレートでなんとかルクレールを追い抜き8番手に浮上した。上位勢はペースが変わらず、ハミルトンとボッタスは後方とのギャップを見ながらペースをコントロールする。4番手ベッテルはじわじわとフェルスタッペンとのギャップを縮めていくが追い付くことができない。


 中団は6番手マグヌッセンと7番手サインツが単独走行で8番手アロンソ、9番手ルクレールは58周目のターン10でロックアップさせてしまいペレスにポジションを奪われた。


 残り5周でベッテルはパワフルなモードを使ってフェルスタッペンを追い詰めようとするが届かず、フェルスタッペンが3位を守りぬいた。ハミルトンもボッタスも最後までタイヤを持たせて悠々とメルセデスAMGに1−2フィニッシュもたらし、ベッテルは4位に終わった。


 リカルドは終盤にファステストを刻んだものの5位、6位にマグヌッセン、そして7位サインツ、8位アロンソとスペイン人コンビが入り、続いてペレスとルクレールが入賞。ハートレーはエリクソンを抜いて12位にまでポジションを上げたがチェッカー直後にマシンをコース上に止めた。



(Mineoki Yoneya)


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