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F1第3戦中国GP FP1:トップタイムはハミルトン、トロロッソ・ホンダのガスリーは11番手
2018年4月13日
バーレーンに続く2連戦の中国GP。先週とは一転、気温18℃、路面温度19℃と、肌寒い陽気の下、現地時間の午前10時からフリー走行が始まった。上空はどんよりと雲が垂れ込め、朝のうちは雨粒が落ちたりもしたが、本格的な降雨はなさそう。メインストレートでは追い風となる、比較的強い風が吹いている。
今週末のタイヤは開幕3戦目にして初めて、ミディアム、ソフト、そしてウルトラソフトと、1スペック間隔を開けた選択になっている。ストフェル・バンドーンが早々に、ウルトラソフトでチェック走行。その後も周回を続けた。路面温度が低い上に風が強いせいか、バンドーンやキミ・ライコネンが挙動を乱し、派手にカウンターを当てる一幕も。
40分が経過し、タイヤ1セットを返却する時点でのトップは、ソフトを履いたルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス。ミディアムのダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペン、ソフトのセバスチャン・ベッテル、ミディアムのライコネンが続いた。
開始後1時間の時点で、首位は中古ソフトで1分33秒999のタイムを出したハミルトン。ミディアムのリカルドがコンマ5秒差に付けている。一方ウルトラソフトを履いたフェルスタッペンは、ターン16で挙動を乱しコースオフ。7番手に留まっている。その10分後にはバンドーンもターン10立ち上がりで、オーバーステアを修正しようとして飛び出している。
トロロッソ・ホンダ勢は、この時点でブレンドン・ハートレー18番手、ピエール・ガスリー19番手。ガスリーにとっては未知のサーキットだが、習熟走行自体はあまり積極的に行なっていない。それでもソフトのニュータイヤで出て行くと、首位ハミルトンから2秒落ちの10番手まで順位を上げた。ハートレーはフロア交換でしばらくガレージに留まっていたが、同じくニューソフトでコースに復帰。しかしガスリーからコンマ7秒落ちの16番手が精いっぱいだ。
ハミルトン最速のまま、セッション終了。ライコネンがメルセデス2台に割って入る形で、ハミルトンから0.35秒差の2番手。レッドブルのリカルド、フェルスタッペンがほぼ0.1秒差で4、5番手に付け、最終コーナーでの横風に手こずるなどしたベッテルはハミルトンから0.8秒差の6番手だった。
7番手ケビン・マグヌッセン、8番手カルロス・サインツJr.と続き、中団勢はハース、ルノーがしのぎを削ることになりそう。ガスリーはフェルナンド・アロンソを0.007秒しのいで11番手。しかし中高速コーナーの続くセクター2でのタイムロスが目立ち、不安定な挙動に苦しんでいる印象だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

