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F1第2戦バーレーンGP FP1:トップはリカルド。トロロッソ・ホンダのガスリーは7番手タイム
2018年4月6日
午後2時からのFP1は、気温30℃、路面温度42℃のコンディションで始まった。砂漠地帯だけに天候はもちろん晴天、といいたいところだが、実はバーレーンは意外に雨が降る。初日も午前中にほんのわずかな降雨があった。しかしそれもすぐに止み、湿度36%の乾燥状態。路面は完全ドライだ。
開幕戦でオーバーテイクが少ないことが批判されたことを受け、バーレーンではふたつ目のDRSの距離が100m延長された。これによってターン1でのオーバーテイクがより多くなることを狙った措置だが、はたしてどうか。
開始後5分、周回を始めたばかりのマックス・フェルスタッペンをトラブルが襲う。「クルマが全然加速しない」と訴えると間もなく、マシンは最終コーナーで停止。コクピットを降りたフェルスタッペンは、マーシャルの助けを借りながらピット入口までマシンを押していった。
今週末の第2戦に、少なからぬチームが改良パーツを持ち込んでいる。中でもマクラーレンは大規模な空力アップデートを投入し、フロービズをかけられたボディワークは蛍光イエローにまみれていた。
このセッションの2時間前にはF2のフリー走行が行われたが、それでもコース上には絶え間なく砂が運ばれ、路面コンディションは決してよくない。そのせいかランス・ストロール、シャルル・ルクレールが、立て続けにスピンを喫した。
序盤40分を終えて、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスが1−2。ストフェル・バンドーンが3番手に入り、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも6番手に付けている。しかし本人は、「トラクションがかからないのが、一番の問題だ」と、不満げなコメントをエンジニアに伝えている。
開始後56分。ロマン・グロージャンがスーパーソフトで、ハミルトンのタイムを0.016秒しのいでトップに立った。しかしそれもつかの間、キミ・ライコネン、バルテリ・ボッタスらがソフトタイヤで次々に1分31秒台に突入していく。
終了14分前、ダニエル・リカルドが1分31秒060のトップタイムを叩き出した。これは去年セバスチャン・ベッテルの出したFP1最速タイムを、1秒6以上しのぐものだ。ボッタスがコンマ3秒差、フェラーリのライコネン、ベッテルが続き、ハミルトンは1秒2落ちで5番手にとどまった。
6番手にはグロージャン。ガスリーは依然としてソフトで、グロージャンにコンマ2秒差の6番手に付けた。ブレンドン・ハートレーは、チームメイトからコンマ7秒落ちの16番手だった。
とはいえ予選、レースはいずれも日没間近の午後6時に始まり、路面コンディションはFP1のそれとはまったく違う。その意味では午後6時からのFP2の展開を、より注視すべきだろう。
(Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

