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トロロッソ・ホンダF1密着:下位に沈んだハートレーとガスリー。ふたりが初日に抱えていた問題
2018年3月23日
開幕戦の初日が終わった。トロロッソ・ホンダの2人のポジションは、ブレンドン・ハートレーが16番手、ピエール・ガスリーが17番手だった。
だが、タイムは2人とも決して悪くない。2人が記録した1分25秒台には、8位のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)から18番手のセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)まで11人がひしめき合う大混戦。
ハートレーは「まだクルマは改善できるので、あとコンマ数秒は刻むことができる。そうなれば、中団は接近しているので、ポジションは違ってくる」とコメントし、ガスリーも「詳細は教えられないけど、今日はいいデータが取れたので、まだまだ速いタイムが出るはず」と、土曜日以降の挽回に手応えを感じていた。
では、グランプリ初日の金曜日に、2人が抱えていた問題はなんだったのか?
アタックラップの際、2人がともにタイムを失ったのがセクター3だったことから、パワーユニット(PU)のデプロイ(エネルギー回生)が切れたのではないかと考えられた。アルバートパーク・サーキットは燃費に辛く、ホンダは昨年もセクター3でデプロイに苦しんだ。
しかし、田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターは「(デプロイは)関係ありません」と答え、こう続けた。
「タイヤのウォームアップなども含めて、うまくまとめきれなかったんじゃないでしょうか」
トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは次のように説明した。
「われわれにとって重要なのはタイヤを理解すること。今日はタイヤのオーバーヒートがかなりひどかった。そのため、最終セクターでタイムを大きく失った。明日以降の課題だ」
しかし、シーズンはまだ始まったばかり。そして、今日は金曜日。田辺TDに焦りはない。
「PU側ももちろん、チームとして大きな問題に見舞われることなく、一通りプログラムをこなせて、順調に終了することができたことを評価したい。今日、点数を付けるとしたら、初日なので33点。明日と明後日で100点にしたい」
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

