最新記事
- FIA幹部の離脱が続き、F1レースディレクター...
- メルセデスのリザーブを務めたミック・シュー...
- グランプリのうわさ話:ボッタスのレッドブル...
- 上位陣の勢力図を崩したグレイニング。「打ち...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第22戦...
- モンツァでのF1イタリアGPが契約を延長。2031...
- 2024年F1第23戦カタールGP TV放送&タイムス...
- 「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り...
- F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。...
- 【F1第22戦無線レビュー(1)】ガスリー、3番...
- F1の全10チームが、多様性と包括を改善するた...
- 【SNS特集】F1ラスベガスGP:フェルスタッペ...
【津川哲夫のF1新車チェック】崖っぷちのマクラーレンMCL33。狭小開口部でルノーPUをどこまで冷やせるか
2018年2月26日
自らを崖っぷちの状況へ追い込んでしまったマクラーレン。新車MCL33ルノーはマクラーレンの真の実力が問われ、まさにナイフエッジな運命を背負わされるマシンとなった。今年のマクラーレンは起死回生がなければ、もう行く道がない。
そんな状況で生まれたMCL33は、全体が奇麗にまとめられたシンプルなマシンとなった。エアロは昨年よりレーキ重視にフロアが前傾する形となり、昨年までのように巨大なリヤウイングでダウンフォースを賄い、ドラッグを増やすようなやり方をしないで済むことになりそうだ。この変更だけでも、ストレートスピードは大きく上がるハズだ。
MCL33は決して革新的なマシンではなく、今季のレギュレーションへの対応とホンダからルノーへのエンジン/パワーユニット換装がすべてだ。そこに昨年でもできたはずのエアロ開発のアップデートを投入してきた、という印象が強い。フロア・エッジのダブル・スリットは斬新に見えるが、これでは昨年からワイド化したフロアの利点を削ってしまうのではと老婆心が働く。
全体的な造形はシンプルで気持ちよくまとめられているのだが、サイドポッド後方への絞り込みの処理は、かなりクラシックで現代風ではないのが、他チームのマシンと比較するとわかりやすい。
サイドポッドの開口部もシンプルで小型化しているが、温度管理に神経質なルノーPU(パワーユニット)をこの狭いエリアのクーリングシステムでどこまでコントロールできるかは、シーズンが始まってみなければわからない。
昨年、ルノーPUのパフォーマンスは上がってきたが、シーズン後半で数多くのトラブルに見舞われてきた。今シーズンはそのトラブルにどこまで対処でるかがカナメとなる。特にシーズン3基のPU規則が施行され、1PUで7レースのノルマをルノーPUはどこまで果たせるか。パフォーマンスだけでなく、MCL33ルノーの前途はこの信頼性にもかかっていそうだ。
関連ニュース
11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |