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ライコネン、フェラーリF1新車に満足。「見た目の良いマシンはスピードもある」

2018年2月26日

 キミ・ライコネンは、フェラーリF1の2018年型マシンに装着されたコクピット保護デバイスの“ハロ”に満足しているという。


 新車『SF71H』発表会のメディアプレゼンテーションにおいて、マシンの外観に合うよう赤くカラーリングされたハロについて、ライコネンは以下のように語っている。


「ハロがあることで、見た目がずいぶんと変わった。けれども正直に言うと昨年も何度かテストを行なっているし、それほどの大きな違いはない。慣れれば気にもならなくなるだろうね」


 昨シーズンのテストでは、2017年仕様のレース車両にハロが装着されていた。しかし今季の新たなシャシーには、そもそもハロを搭載するために必要なアタッチメントやサポートポイントが備えられている。


 フェラーリで8年目のシーズンを迎えたライコネンは以下のように語った。


「このマシンはハロを搭載するように設計されているので、状況はさらに良くなるはずだ」


「ドライビング中は、もっと見えにくいものになるだろう。見た目は少し変わったけれど、これまでの規則変更でマシンの見た目も変わってきた。それでもすぐに慣れたものだった」


「(ハロも)そういうものだし、これは安全に関わるものだ。ハロがあることに満足しているよ」


 ライコネンは2018年シーズンに新マシンの持つ可能性について、全般的に満足していると話す。しかし簡単なシート合わせ以外では、今のところまだステアリングを握るチャンスは得られていない。


「とても多くの仕事が注ぎ込まれている。何時間にもわたるプランニングやその他の作業が、最後の夜の数時間まで行なわれていた。ひとつにまとまった状態のものを見るのは、僕もこれが初めてだ」


「とても遅くなっていたから準備ができて安心した。特に、もうすぐ乗り込むことになっているからね」


「乗ればどんなものか、何ができるのかが本当に分かる。チームにとっては興奮の瞬間だ」


「見た感じは良い。そして見た目が良いものには、スピードも必ずある。けれどもそれが分かるのは来週と、その後のテスト、それから開幕戦だ」


 2度にわたって行なわれる4日間のプレシーズンテストの1回目は、2月26日からバルセロナのカタロニア・サーキットで開催される。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Akane Kofuji)


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