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2018年シーズンのF1注目ポイント(2):未知のルノーPUを搭載するマクラーレンの戦闘力
2018年1月17日
F1iのテクニカルエキスパート、ニコラ・カルパンチエが2018年のF1シーズンの注目ポイントを全4回に分けて紹介していく連載企画。第2回はルノーPUを搭載する3チームを分析。
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■2018年シーズン注目ポイント2:ルノーユーザーで最高のチームは?
2018年のルノーは、ルノーF1、レッドブル、マクラーレンの3チームにパワーユニットを供給する。2017年は信頼性の問題、特にMGU-Hのトラブルに悩まされた。それを踏まえて彼らは今季、まったく新たなコンセプトのパワーユニットを投入すると言明している。
普通に考えればこの3チームで最強なのは、レッドブルであろう。2014年の現行パワーユニットになってからだけでも、レッドブルは8つのレースを制している。
そのほとんどは、メルセデスの自滅の隙を突いたものだった。とはいえレッドブルの車体性能の高さ、戦略立案、遂行能力やミスの少なさ、そして何よりドライバーのレベルの高さなど、チームの総合力が高くなければなし得なかったことだ。
ルノーとの関係はお世辞にも良好とは言えないが、このパワーユニットを知り尽くし、性能を限界まで引きだす術にも長けていた。
対照的なのが、マクラーレンである。未知のルノー製パワーユニットの特徴を、ごく短期間のうちに習得しなければならない。ホンダとの提携解消に手間取ってしまったために、構造や冷却効率がまったく違うルノー製パワーユニットに車体を適応させるのに、マクラーレンはかなりの労力を強いられた。
それでも今季のマクラーレンがトップ3に次ぐ速さを見せられれば、この3年間彼らが主張してきた「車体性能はトップと互角か、彼らを上回る」という仮説を裏付けることになる。エリック・ブーリエはそれが単なる強がりでないことを、今季も十分にデータで証明できると自信を見せている。
一方で彼らの最大の弱点は、ルノーの単なるカスタマーであるということだ。もちろんパワーユニット供給は有償であり、あくまでルノーユーザー3番目のチームでしかない。昨年は年間予算1億8600万ユーロ(約253億円)のうち、6700万ユーロ(約74億円)をホンダが負担していたが、今季はそれもなくなった。
ルノーF1はどうか。去年の進化は確かに著しかったが、エンストンはまだ完全には全盛期の実力を取り戻していない。流出した技術スタッフの層はまだ薄いし、施設もトップに比べれば貧弱だ。レッドブルはいうまでもなく、マクラーレンの後塵も拝すると考えるのが妥当なところだろう。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
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11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |