F速

  • 会員登録
  • ログイン

「2018年F1はさらに2秒速くなる」。ピレリがシミュレーション結果を明らかに

2017年12月18日

 F1公式タイヤサプライヤーのピレリが最近集めたシミュレーションデータによると、2018年シーズンのF1ラップタイムはさらに速くなるとみられ、ラップあたり2秒以上の改善が見込まれるという。


 2017年のF1新レギュレーションで幅広のタイヤが導入され、ダウンフォースが増加したことにより、今年はラップタイムが2015年の平均より約5秒速くなった。


 ピレリのレーシングマネージャーであるマリオ・イゾラによると、ラップタイムが短縮される傾向は2018年も続くと予測されるそうだ。


「来年の初めにはラップあたり1秒速くなるはずだ。そして1年を通して、通常の開発が進めば、1秒から1.5秒速くなるだろう」とイゾラは主張する。


「つまり来年の終わりには、ラップあたり2秒速くなっているはずだ」


 ピレリのタイヤレンジは、来シーズンには全体的に一段階柔らかくなる。最も柔らかいのは新たに登場するピンクのマーキングカラーのハイパーソフトタイヤだ。


 しかし、2018年最初の3レースでは、ピレリが新たに加えたタイヤは使われないことが発表されており、新タイヤがどれほどの頻度で使われるようになるかは現時点では不明だ。


「タイヤを柔らかくすれば、マシンはさらに速くなり得る」とイゾラは述べた。


「しかしハロによって追加の重量がかかることを考慮しなければならない。そのために、重量と空力の関係で0.3秒から0.4秒が失われるだろう」

ダニエル・リカルド(レッドブル)が“ハロ”のテスト

 FIAはコクピット保護デバイスであるハロ装着の義務化に伴い、2018年のマシン最低重量制限を6kg引き上げた。


 ハロを装着した上で、負荷テストにパスするため、シャシーを強化する必要があり、一部のチームはこれによって増える重量は14kgにも及ぶと予測している。重量が10kg増えることでラップあたりコンマ3秒遅くなるものと考えられている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号