F速

  • 会員登録
  • ログイン

ハロによる脱出問題再燃も、FIAは2018年F1への導入中止を否定

2017年12月1日

 FIA会長のジャン・トッドは、物議を醸しているコクピット保護デバイス“ハロ”の2018年F1への導入が、土壇場で撤回されるのではないかという噂を退けた。しかし今後もより優れた解決策を探し続けていくと述べている。


 アブダビにおいて、メルセデスのガレージでバルテリ・ボッタスがハロを装着したマシンで脱出テストを行ったが、規定時間をクリアできなかったと伝えられている。現在、脱出時間のリミットは5秒とされているが、FIAはハロ装着によりこれを引き上げると言われており、その7秒以内にボッタスは脱出できなかったというのだ。


 これを受けてハロの義務化が取りやめになるのではないかという噂も生じた。昨年のテスト時から、ハロが装着されていることで、ドライバーが緊急時にコクピットから脱出するのにこれまでより時間がかかってしまうという懸念を一部のドライバーたちが表明していた。ただ、FIAは以前から、ハロにはそれを上回るメリットがあると主張してきた。


 外見についての不満もあり、その重量のせいで来年のマシンの速度が遅くなるといった懸念もあいまって、直前の撤回という噂が噴出した形だが、トッドはこれを否定している。
「撤回することはありえない」とトッドはSpeed Weekに語った。


「ハロは導入され、継続的に使用される。なぜかというと、信じられないほど高い安全上の価値をもたらすからだ」


「ハロについてこれまで書かれてきたことに興味を持っている」とトッドは批判について語った。


「ハロはまさにF1の継続性の一部を成している」


「もちろんこれが最終的な決断である必要はない。もしより優れた解決策があれば、我々はそれを導入するだろう」とトッドは付け加えた。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

8/29(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
8/30(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
8/31(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オランダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ309
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン205
4位ジョージ・ラッセル184
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号