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F1アブダビGP FP1:ベッテルがトップタイム、マクラーレン・ホンダは7・8番手の好発進

2017年11月24日

 2017年シーズン最終戦アブダビGPの初日フリー走行が、午後1時から始まった。快晴、気温27℃、路面温度43℃のコンディション。フォースインディアからジョージ・ラッセル、ハースからアントニオ・ジョビナッツィが参加した。真っ先に出て行ったキミ・ライコネンのマシンには、リヤ翼端板の両端に高く聳え立つピトー管、リヤタイヤの背後にも巨大な気流センサーが取り付けられている。 


 アブダビGPは予選、レースともに、日没のタイミングで行われる。それもあって、大部分のチームが炎天下の走行を1〜2周に控える中、メルセデスの2台だけは最初から積極的に周回を重ねた。開始後15分で、この二人だけが8〜9周を走り、ソフトタイヤのルイス・ハミルトンが暫定トップに立っている。


 開始後30分の時点では、空力センサーを取り外したライコネンがウルトラソフトで1分40秒638の最速タイムをマーク。同じタイヤを履くダニエル・リカルドが、コンマ3秒差で続いている。ライコネンはその後もタイムを伸ばし、唯一1分39秒台に突入。セバスチャン・ベッテルもウルトラソフトで2番手タイムを出したが、コンマ85秒差がついている。


 しかしハミルトンがウルトラソフトを履くと、あっさり1分39秒126を叩き出す。昨年、自身の記録したFP1最速タイムを、すでに3秒7縮めるものだ。バルテリ・ボッタスが、コンマ6秒差。ライコネン、ベッテルのフェラーリ勢が続き、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンとリカルドの間に割って入っている。


 8番手はストフェル・バンドーン。一方フェルナンド・アロンソは、開始後1時間経ってもフィニッシュラインを通過せず、最下位に留まっている。それでも新品ウルトラソフトを履くと、ハミルトンから1秒8落ちの10番手タイムを記録。さらに13周目には自己ベストをコンマ5秒縮め、7番手に付けた。バンドーンもコンマ04秒の僅差で、8番手だ。


 チェッカー20分前、ベッテルが1分39秒006のタイムでトップに立った。コンマ12秒差でハミルトン、さらにコンマ028秒遅れでフェルスタッペン。フェラーリ、メルセデス、レッドブルのトップ3が1台ずつ並んだ。


 終了9分前にはロマン・グロジャンがターン19でスピン。後ろ向きでタイヤバリアに突っ込んだが、大きなダメージもなく自力でピットに向かった。その後は大きな順位変動もなく、セッション終了。リカルドはチームメイトから1秒6落ちの10番手。ルノー勢もカルロス・サインツJr.15番手、ニコ・ヒュルケンベルグ17番手に留まった。


 このセッション最下位のトロロッソのブレンドン・ハートリーは、MGU-Hの交換で少なくとも10グリッド降格ペナルティが確定。これでアメリカGPのデビュー戦以来、4戦連続のペナルティとなった。



(Kunio Shibata)


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5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
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9位マネーグラム・ハースF1チーム44
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