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松田次生のF1目線:隙をみせてしまったハミルトン。それでもピットスタートからの4位はすごいの一言

2017年11月20日

 予選のルイス・ハミルトンのミスは珍しかったですね。タイトルを獲って隙ができてしまったのでしょうか。あれはタイヤの内圧が上がりきれていない段階でボトミングしてしまい、空力のバランスが狂ってしまったのだと思われます。バンプした時にかなり火花が出ていたので。

 タイヤが普通にグリップしている時はあんなに簡単にはリヤは出ないですから。たぶんハミルトンからすれば、グリップは感じていたとは思います。

 予選ではフェルナンド・アロンソ、ニコ・ヒュルケンベルグががんばっていましたね。ルノーはカルロス・サインツJr.の方が速いと思っていたのですが、ヒュルケンベルグも速いんだなあと。

 決勝スタートでは、バルテリ・ボッタスはセバスチャン・ベッテルに抜かれてしまいました。もったいないですね。あそこで抜かれなければランキング2位になれたかもしれないのに。あれがすべてだと思いますよ。

 そしてハミルトンのピットスタートからの4位はすごいのひと言。序盤にSCが入ってラッキーな点があったとはいえ、トップと6秒以内ですからね。

 あと、前回も思ったんですけど、ブレンドン・ハートレーがすごい。彼の何がすごいって、その体力です。毎週F1とWECを連戦していて、すごいタフ。時差だけでも考えたくなくなります。間近で見ると、背は高いけどすごく華奢なんですよ。

 しかもしばらくシングルシーターに乗っていなかったにもかかわらず、パッと乗ってそこそこ走る。今回は予選でもピエール・ガスリーを上回っていました。それを考えると、今のWECも充分レベルが高いのかなと思いました。

 フェリペ・マッサの闘志溢れる走りも良かったと思います。一瞬ミスしていたけど、うまくカバーしていました。最後の母国グランプリでいいところを見せられたのではないでしょうか。マッサが引退した後は、誰がシートに座るんですかね。また戻って来ちゃったりして? (笑)

(Tsugio Matsuda)

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