最新記事
- ブレンボ、F1やMotoGP、WRCなど2024年は69の...
- フェラーリ、サインツのために前例のない送別...
- メルセデスを離れるハミルトンがフェアウェル...
- 【F1第24戦無線レビュー(2)】チームに26年...
- FIA会長が新たな口撃。常任スチュワードを望...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】ふたりの...
- フェルスタッペン、ルワンダで草の根レベルの...
- 【F1第24戦無線レビュー(1)】ピアストリが...
- 11番目のF1チーム、社名から正式にアンドレッ...
- キャデラックF1は経験あるドライバーとアメリ...
- 角田裕毅が明かすヨーロッパ生活。顔パスで「...
- 【動画】2024年FIA授賞式:26年ぶり王座のマ...
メルセデスF1ボス、2017年型W08の“ディーバ気質”を語る。「原因は空力面にある」
2017年11月17日
メルセデスF1チームのノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダは、シーズンを通して今季型マシンW08にはパフォーマンスの波があるが、その根本要因は、長いホイールベースではなく、マシンのエアロダイナミクスの面にあったと考えている。
今年のメルセデスはマシンのパフォーマンスに好不調の波があり、主にシーズン前半はそれが成績にも影響してライバルのフェラーリを優位に立たせた。
W08はシルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは卓越した性能を発揮した一方、モナコやハンガリーのようなタイトなコースではその気まぐれな性質がはっきりと表れ、低迷した。その結果、パフォーマンスがばらつく根本的な原因は平均よりも長いマシンのホイールベースにあるという指摘を多く受けることとなった。
しかしラウダはそういう見方を否定している。
「これまで長さが問題になったことはない。問題はエアロダイナミクスだ」とラウダはイタリアのGazzetta dello Sport紙に対して語った。
「マシンが素晴らしい動きをしたことは何度もあった。一方でそうでもないこともあった」
「我々はそれについてまだ完全には解明できていない。それこそが2018年に向けて改善すべき点だ。ルール改定がないので、作業の出発点としては楽だし、いくつかの問題点を解決することがより容易になるといえる」
今シーズンのメルセデスとルイス・ハミルトンは、最終的にはスクーデリア・フェラーリとセバスチャン・ベッテルに打ち勝ち、メキシコGPでハミルトンは自身4度目のドライバーズタイトルを確定した。メルセデス・モータースポーツのボスであるトト・ウォルフもラウダ同様、“ディーバ”と呼ぶ今季マシンの気難しさは、ホイールベースの長さとは関係ないと主張した。
ウォルフはまた、メルセデスの2018年型マシンの開発作業は本格化しており、W08の良さを保ちつつ弱点を取り除くことに集中しているとも語っている。
「今シーズン、比較的苦労したレースにおいて見られた特性は、何ひとつ長いホイールベースとは関連性がないと、我々は考えている。レッドブルにもフェラーリにも好調の日と不調の日がある」
「この“ディーバ”の特性のうち、好ましい部分は維持していきたい。ただ、若干の難点は取り除きたいと思っている」
「すべてのチームに目を向けると、マシンの調子が日によって異なる理由を解明することに苦労しているチームは多い。ライバルたちもそうであるのを見てきた」
「今はマシン開発のプロセスにおいて、今年自分たちが苦戦する根本要因を突き止め、来年のマシンではそれを除去しようとしている段階だ。当然、我々のマシン設計作業はかなり進んでいると言える」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |