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ローラ社の最先端の風洞が売却へ

2017年11月17日

 世界最大のレーシングカーエンジニアリング会社として長年活動したローラ社の風洞が売却されることが分かった。


 ローラ・グループは、技術の粋を集めた、ヨーロッパで最も先進的な商用可能な風洞設備を有している。
 元レーシングドライバーで、1997年に破産寸前だったローラ・カーズを買収したマーティン・ビレーンは、その後、風洞など同社の事業に多額の投資を行った。その風洞を彼は自動車会社あるいはモータースポーツ産業界の企業に引き継ぐことを決めた。


 ローラ社はチャンプカー、ル・マン・プロトタイプ、A1グランプリシリーズなどのマシンの開発にこの設備を使用、その長い歴史のなかで、現在のF1チームの多くもローラ社の風洞を利用してきた。


 同社の風洞はモータースポーツ専用というわけではなく、その最先端技術は自動車、防衛、航空宇宙産業と幅広く利用されており、顧客にはスカニアやエアバスが名を連ねている。


「私にとって、レーシングカー製作と技術開発において、長いがまずまず成功した旅だった」とビレーンは述べた。彼はモータースポーツ・エンジニアリングの部門から身を引き、今後、アイルランドのモンデロパークのレース施設や他の事業に注力していくという。


「ローラの遺産が生き続けることが私にとって重要なことだ。この分野における世界のリーダーである英国に貢献し続けてほしい」


「この最先端の風洞設備に満足している。モータースポーツや航空宇宙、防衛、自動車といった産業において最先進技術を有する組織の数々にこの設備が貢献してきたことを、非常に喜ばしく思う」


「風洞自体が成功した、持続可能なビジネスであり、どの買い手にとっても有益な買収になるだろう」


「これが新しい章の始まりとなるが、”正しい買い手”のもとで風洞が継続されるように万全を期すようにしたい」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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