F速

  • 会員登録
  • ログイン

GP3王者ラッセル、F1プラクティス初走行で頭角を現す。「非常に印象的」とフォース・インディア

2017年11月14日

 メルセデスのジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルは、ブラジルGPでF1プラクティスへのデビューを果たし、前途有望な才能の持ち主として印象を残した。


 今季のGP3タイトルを獲得したラッセルは、インテルラゴスでの金曜午前フリー走行において、フォース・インディアの『VJM10』をドライブするチャンスを与えられ、レギュラードライバーであるセルジオ・ペレスの代役を務めた。


 19歳でイギリス出身のラッセルは29周を走行し、12番手のタイムを出した。これはロマン・グロージャンやカルロス・サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグといったドライバーたちよりも速いタイムだ。しかしエステバン・オコンが駆る2台目のフォース・インディアからはコンマ5秒遅れとなった。


 フォース・インディアのチーフオペレーティングオフィサーを務めるオットマー・サフナウアーは、ラッセルの走りについて、ロイター通信に対し以下のように述べている。


「非常に印象的だった。初めてのマシンで、彼は実に良い仕事をした」


「フィードバックも良いものだった。ただセットアップを彼の好みに合うように改善し始めるのに、十分な時間がなかっただけだ。もし改善できていたら、彼はエステバンにコンマ2、3秒にまで迫っただろう」


 ラッセルが今回の走行で印象を残したことは間違いなく、彼にとって輝かしい未来が拓けたとサフナウアーは語った。


「我々は彼に注目していく。来年はより多くの仕事をともにできるよう、話をするつもりだ」


「アブダビでも彼の様子を見る予定だが、今回より優れているとは言わないまでも、同じくらい良い仕事をするだろうと予想している。なぜならチームやマシンにより慣れることができるからだ」


 ラッセル自身も金曜日の走行に満足しており、以下のように話している。


「楽しむということが第一の目標だった。長年目指して来たF1だからね」
     
「その時は普通のことのように思えた。でもよく考えているうちに夢みたいに思えてきたんだ。『僕はここブラジルにいて、F1のフリー走行で走っているんだ!』とね」


「良い気分だよ。準備はできているし、まさにここが僕の目指してきた場所だと感じている」


 ラッセルはブラジルGPフリー走行のチャンスがどのように実現したのかについても説明した。


「GP3タイトルを獲得してから、チャンスが欲しいとメルセデスに強く要求した。彼らはフォース・インディアとの話し合いを設定してくれて、状況はとてもポジティブに見えた」
 
「僕はオースティンにいて、日曜日に決定が下されるはずだったのに決まらなかった。その後メキシコで決まるはずだったけど、そこでも決まらなかった。そのときには少し心配になっていたよ」
 
「そうしてメキシコGP後の火曜の夜7時頃、ブラジルとアブダビのフリー走行で走ることが決まったと、電話で知らせを受けた。嬉しかったし、少しホッとしたよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号