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ピレリ「ハミルトンはスーパーソフト勢に囲まれても古いソフトで圧巻の走りだった」

2017年11月13日

2017 ブラジルグランプリ決勝

フェラーリのセバスチャン・ベッテル、1ストップ戦略で路面温度が50℃を超えたレースを制す

ピットレーンからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン、ソフト ? スーパーソフトと繋ぐ1ストップ戦略で4位を獲得
レッドブルのダニエル・リカルド、2ストップ戦略を使用して、14番グリッドのスタートから 6位でフィニッシュ


2017 年11月12日、インテルラゴス
 フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、スーパーソフト ? ソフトと繋ぐ1ストップ戦略でブラジルグランプリを制しました。アクション満載のオープニングラップでトップに立ったベッテルは、その後もアドバンテージを維持し、唯一のピットストップを無難にマネージしてフィニッシュしました。


 ベッテルとは異なる 2つの戦略が注目されました。ピットレーンからのスタートを余儀なくされたメルセデスのルイス・ハミルトンは、耐久性の高いソフトタイヤを使用してポジションを上げました。スタート時にソフトタイヤを装着したドライバーは 5名でした。ハミルトンは、43周目にトップでピットストップを行い、スーパーソフトへ交換しました。


 5位でコースに戻ったハミルトンは、スーパーソフトのスピードを活かして4位を獲得しました。


 グリッド降格ペナルティーにより14番グリッドからスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドもソフトタイヤでスタートしました。しかし、オープニングラップの波乱に巻き込まれたリカルドは、フレッシュなソフトタイヤへの交換を余儀なくされ、さらに順位を下げました。


 リカルドは、レース後半にスーパーソフトへ交換し、6位まで浮上しました。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも 2ストップ戦略を採り、終盤にスーパーソフトへ交換して 5位を獲得しました。


ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:
「スタート時の路面温度が 50℃を超え、このレース週末で最も高い路面温度を経験しました。しかし、序盤のセーフティカー導入に助けられたこともあり、上位勢の大半が予測通りの1ストップ戦略でフィニッシュしました。メルセデスのルイス・ハミルトンは、フレッシュなスーパーソフト勢に囲まれながら、古いソフトタイヤでファステストラップを刻むなど、圧巻の走りを見せました。レッドブルも効果的な代替戦略を実証しました。オープニングラップでピットストップを余儀なくされたダニエル・リカルドを含め、両ドライバーともに順位を上げてフィニッシュしました。我々は、引き続きインテルラゴスで 2018年向けの最終タイヤテストに臨みます。火曜日にマクラーレンが、水曜日にメルセデスがテストに参加します。アブダビでの最終戦終了後、全チームが初めて来シーズン用のタイヤを装着する機会を得る予定です」


コンパウンド毎のラップタイム上位:
ソフト:
ボッタス 1’12.466
ライコネン 1’12.492
ベッテル 1’12.539


スーパーソフト:
フェルスタッペン 1’11.044
ハミルトン 1’11.845
ストロール 1’11.862


最長スティント:
ミディアム:−−
ソフト:ウェーレイン 69Laps
スーパーソフト:ペレス 35Laps


Truthometer:
「我々は1ストップが最速戦略であると予測し、スーパーソフトからソフトへの交換タイミングを 26〜28周と見ていました。セバスチャン・ベッテルは、予測通りの戦略を実行し、28周目にピットストップを行いました。メルセデスのバルテリ・ボッタスも同じ戦略を採り、ベッテルよりも1周早いピットストップを行いました」

2017年F1第19戦ブラジルGP インフォグラフ(1)


2017年F1第19戦ブラジルGP インフォグラフ(2)


(ピレリジャパン プレスリリース)


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6位ルイス・ハミルトン91
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8位アレクサンダー・アルボン42
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