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マクラーレンF1チーム元メカニック、ハミルトンの成績が恋人との関係に影響されていたことを明かす

2017年11月5日

 マクラーレンF1チームでメカニックを務めていたマーク・プリストリーによると、ルイス・ハミルトンがメルセデスに移籍した最初のシーズン、コース上のパフォーマンスの良し悪しを決定づけていた最大の要素はガールフレンドのニコール・シャージンガーとの関係だったと言う。


 ハミルトンは、前戦メキシコGPで通算4度目、メルセデス移籍後3度目となるドライバーズタイトル獲得を果たした。だが彼がマクラーレン在籍当時メカニックを務めていたプリストリーは、ハミルトンの恋愛状況はしばしばレース結果に直接的な影響を及ぼしてきたと、自身の著書で明かしている。


 プリストリーは“The Mechanic: The Secret of the F1 Pit Lane”の出版に先立ち、イギリスのExpress Sportの取材に対して「ルイスの弱点は彼のドライビング能力とは関係なく、むしろ感情面にある」と語った。


「ひとつの例として、彼がニコール・シャージンガーと付き合っていたときは、私生活で起きることがマシンに乗っているときのパフォーマンスに確実に影響していた」


「彼らふたりは、別れてはまたよりを戻すということを繰り返していた。特に彼がマクラーレンを離れてメルセデスに移った後はそうだった」


「(メルセデスにいる)僕の同僚や友人たちから、ルイスがメルセデスに来た最初の数年間は、マシンに関することよりも、ルイスとニコールの関係を良好に保つことに力を注いでいた気がすると聞いた。なぜなら私生活が幸福なときのルイスは集中できていて、好調だったからだと言うんだ」


「実際その効果は表れていた。だから、ルイスとニコールが公然と仲たがいしたり別れていたときは、F1マシンに乗っていてもひどい成績になっていた。それは記録をたどれば明らかだ」


 プリストリーは、ハミルトンが自分のマネジメントを担当していたアンソニーと2010年に決別したこともまた、ドライビングに影響を与えたと示唆した。


「父親との間に問題を抱えていたころも、彼のパフォーマンスは低下していた」


「つまり、ルイスの弱点を探すとしたら多分それだ。もちろん、だからこそ僕たちは彼のことが大好きなんだ。彼は自分の心の中を率直に話すし、僕たちはその感情をそのまま受け取る。それが良いときもあれば、悪いときもある」


「感情というのはすごいものだ。たとえば、昨年は厳しいシーズンを送った彼が、今年は強くなって戻ってきた。彼はネガティブな要素をポジティブに変換させることができるんだ」


「だが、こと私生活で悩みが生じているときには、マシンに乗ってもネガティブをポジティブに変えるのに、それまでよりもずっと苦労するようになるんだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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