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バトン、スーパーGTフル参戦の可能性高まる? 米ホンダがIMSAへの起用を検討も見送り

2017年10月13日

 アキュラ・チーム・ペンスキーは2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)のドライバーとして、エリオ・カストロネベス、リッキー・テイラー、ファン・パブロ・モントーヤ、デーン・キャメロンを起用することを発表、フルタイムラインアップを確定させた。しかし一時はジェンソン・バトンの起用を検討していたと、ホンダ・パフォーマンス・デベロップメントのアート・セント・シアー社長が語った。


 チーム・ペンスキーは、ホンダの北米向けブランドであるアキュラと組み、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップにフル参戦を予定している。すでにモントーヤ、キャメロン、カストロネベスとの契約が発表されていたが、今週、テイラーの加入が明らかになり、来季シートが埋まった。


 バトンは2018年はフルタイムでレース活動を行うことを希望しており、IMSAへの参戦にも関心を示していた。


 セント・シアー社長は、バトンをドライバー候補リストに載せていたと認めているが、いくつかの理由により見送ったと述べた。


「ドライバー選定をまとめる際、多くの異なる力学に留意していた」と、セント・シアー社長は説明した。


「もちろん、ジェンソン・バトンのような才能とホンダにおける経歴を併せ持つ者は、我々の検討対象となる」


「しかし諸般の事情から、今回のプログラムでは彼の起用は見送ることになった」


 バトンは、IMSAに関してはフル参戦の可能性がなくなったかもしれないが、他に来季レース活動に関する選択肢がある。


 ホンダはバトンに対し、NSXにより来季スーパーGTにフル参戦するチャンスを提供する可能性がある。それに加えてデイトナ24時間、セブリング12時間、プチ・ル・マン出場へのオファーをするかもしれない。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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