F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:メルセデスvsフェラーリ――残り6レースで有利なのは?

2017年10月1日

 シンガポールGPで28点差に広がったポイントリーダーのルイス・ハミルトンと2位のセバスチャン・ベッテル。メルセデスが最も苦手としているシンガポールGPで、まさかのノーポイントに終わったベッテルにとって、この28点差は数字以上にダメージが大きい。さらにマレーシアGP予選で最後尾からスタートすることが決定しておりさらに逆風となっている。


 だが、ハミルトンは残り6戦には、マシンの特性的に、まだフェラーリのほうが有利なサーキットがあると楽観視していない。
「マレーシアは問題ないと思う。でも、鈴鹿はハイダウンフォースサーキットだから、僕たちにとって最強のサーキットではない。フェラーリが強いだけでなく、レッドブルもああいうサーキットではでごわい相手になるだろうから、かなり接近した戦いになるだろう」


 日本GPの後はどうだろう?
「オースティンは問題ないだろう。でも、ブラジルはフェラーリとレッドブルが速いと思う。特にフェラーリは強いだろうね。予想が難しいのは、メキシコ。あそこは約2000mの高地なので、空気抵抗が少なくなるので、僕たちに有利になればいいんだけど……」


 だが、メルセデスのチーフレースストラテジストのジェームス・バレスは、メキシコGPが行われるエルマノス・ロドリゲス・サーキットはメルセデスにとって不利なコースになるだろうという。


「あそこは空気抵抗も減るけど、その分ダウンフォースも減るから、空力的にはダウンフォースをマックスにしなければならない。つまり、モナコやハンガロリンクで速かったフェラーリに有利なサーキットだと言える」


 バレスは最後にこう付け加えた。
「アブダビもフェラーリのほうがいいだろう」


 つまり、マレーシアGP、アメリカGPはメルセデスが有利で、メキシコGP、ブラジルGP、アブダビGPはフェラーリが強い。つまり、実力が伯仲する日本GPは、タイトル争いを左右する重要な一戦となりそうだ。



(Masahiro Owari)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号