F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1復帰目指すクビカに打撃? ストロールが鈴鹿テストへの合流を拒否との報道

2017年9月27日

 F1復帰を目指すロバート・クビカは、ウイリアムズF1チームと交渉を行っているものの、実際にコース上でテストを行ってポテンシャルを示す機会を得られないまま、チャンスを失うかもしれない。チームは、ランス・ストロールのプライベートテストにクビカを合流させたいと考えたが、ストロールSr.がこれを受け入れなかったと伝えられている。


 ウイリアムズは、ストロールの来季チームメイト候補のリストをフェリペ・マッサ、ポール・ディ・レスタ、クビカの3人に絞り込んだものとみられている。


 クビカは2011年にラリーでの事故で大けがを負い、F1キャリアを中断せざるを得なくなったが、今年に入ってルノーの協力の下でテストを行い、復帰のチャンスを狙っている。ウイリアムズは、クビカの状態を詳しく知るため、コース上でテストを行いたい考えだ。


 富豪のローレンス・ストロールは、息子のために何度かプライベートテストの機会を設けており、Motorsport Magazine誌のマーク・ヒューによると、シンガポールGPの前後にも鈴鹿で2014年型ウイリアムズを使用してテストを行ったという。ウイリアムズはその際にクビカも走らせたいと考えたものの、ストロールは許可を出さなかったと同誌は伝えている。

ローレンス・ストロールと息子のランス

 ファッション界の大御所で億万長者のストロールSr.は、息子のテストプログラムの費用すべてを負担している。ウイリアムズで誰がランスのチームメイトになるかについての発言権はないかもしれないが、プライベートテストで息子のための走行時間の一部を他人に提供するかどうかを決める権利をストロールが持っているのは間違いない。


 最終的にストロールはアメリカGPに先駆けてさらにテストを行うため、日本から直接オースティンにマシン2台を送ることを決めた。


 現在ウイリアムズは手持ちの2014年型マシンを使い、ヨーロッパのどこかでクビカをテストするという案を検討している。しかしながらクビカはテストにかかる費用を負担するために資金を確保しなければならない可能性がある。


 クビカのテストに関する複雑な状況は、現在ウイリアムズのリザーブドライバーを務めるディ・レスタにとっては有利に働くかもしれない。


 マッサがハンガリーGPを体調不良で欠場した際、代役を務めたディ・レスタは、急なF1復帰にもかかわらず見事なパフォーマンスを発揮した。豊富な経験を持ち、着実で信頼できるドライバーであり、そのポテンシャルをウイリアムズはよく理解している。


 ウイリアムズは今季のマッサのパフォーマンスに満足しておらず、フェルナンド・アロンソにも打診したともいわれているが、アロンソはマクラーレン残留を選ぶ見込みだ。


 こういった状況から、ウイリアムズは、最終的にディ・レスタを選ぶことになるかもしれない。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
4/12(土) フリー走行3回目 21:30〜22:30
予選 25:00〜
4/13(日) 決勝 24:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号