F速

  • 会員登録
  • ログイン

2018年のF1パワーユニット基数制限をラウダが批判「3基に減らしてもコスト削減にならない」

2017年9月21日

 メルセデスF1チームのノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダは、物議をかもしているF1のグリッドペナルティシステムに照らして、2018年にパワーユニットの使用数を現在よりさらに制限するという規定の変更は大きな誤りだと考えている。


 2018年、F1はひとりのドライバーが1シーズンを通して使用できるパワーユニット数の上限を現行の4基から3基に減らすことを予定している。これは、グリッドペナルティシステムがもたらしているひどい影響をさらに悪くする動きでしかないとして、レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーが強く批判しているものだ。


 ラウダも、この予定されている4基から3基へのパワーユニット数削減は、F1ストラテジーグループによる間違った考えであるという点でホーナーの意見に同調している。


 ラウダは、ドイツのAuto Motor und Sportの取材に対して「パワーユニットのコストを削減するには製造数量を減らすしかない、と誰もが言っていた」としたうえで、以下のように語った。


「だが我々はずっと以前から、パワーユニットを3基に減らしても何の節約にもならないということはわかっていた」


「なぜなら試作品開発の方がよほどコストがかかるからだ」


 批判の多いペナルティシステムについては、今年からF1のCEOを務めるチェイス・キャリーも注目している。


 キャリーは、シンガポールGPの週末、AFP通信に対して「現在のペナルティシステムの構造は、もはやそれでは我々が望む機能を果たせるとは誰も思えないものになり果てた」と語った。


「モンツァでは、予選で好調だったマシンを含めてグリッド全体の半数のマシンに対して誰も納得できないような降格ペナルティが科せられた」


「(F1において)技術は重要な要素のひとつだが、エンジニアリングが最優先にされる競技になってはいけない」


「高い技術水準がドライバーたちや高レベルの争いに役立つ、そうした競技であるべきだと思うのだ」

バンドーンは地元ベルギーGPで、とても現実的とは思えない65グリッドの降格ペナルティを受けた


グリッドの半数のマシンに降格ペナルティが科される異常事態となったモンツァ



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

8/1(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
8/2(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
8/3(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ284
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン187
4位ジョージ・ラッセル172
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン54
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン27

チームランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム559
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム236
4位オラクル・レッドブル・レーシング194
5位ウイリアムズ・レーシング70
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム52
7位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム45
9位マネーグラム・ハースF1チーム35
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号