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F1 Topic:FIAの計らいで優先されたトロロッソ・ホンダ会見

2017年9月16日

 噂されていた通り、F1シンガポールGP初日、金曜日のフリー走行1回目直後に、マクラーレンとホンダがパートナーシップ解消を発表し、その後ホンダが2018年からトロロッソにパワーユニットを供給する発表が行われた。 


 そして、フリー走行2回目終了後には今回の契約発表した関係者がFIAの定例記者会見に出席する予定となっていた。当初、予定されていたメンバーは、パート1がザック・ブラウン(エグゼクティブディレクター/マクラーレン・テクノロジー・グループ)、シリル・アビデブール(ルノー/マネジングディレクター)、オットマー・サフナウアー(フォース・インディアCOO)で、パート2が長谷川祐介総責任者、フランツ・トスト(トロロッソ代表)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)だった。


 ところが、会見直前になって、FIAが出席者リストと会見の順番の変更を発表。パート1にホンダのブランド・コミュニケーション本部長の森山克英執行役員、山本雅史モータースポーツ部長がトストとともに出席し、パート2にブラウン、アビデブール、ホーナーが顔を揃えた。通常、金曜日のFIA会見は1チーム(1社)1名という原則を破る形となった。


 その理由を、山本部長は次のように説明する。
「もともと、われわれホンダは独自にトストさんと森山、そして私の3人で会見を行う予定にしていました。そこでFIAにそのことを確認も含めて相談すると、『だったら、FIAの会見場を利用していいので、サーキットに来て会見をやってくれ』と言われたんです」

ザック・ブラウンと握手するルノーのシリル・アビデブール

 つまり、FIAはマクラーレンとルノーの会見よりも、ホンダとトロロッソの会見を優先したことになる。会見後にはホンダはトロロッソとサムアップ。マクラーレンはルノーと笑顔で握手。すでに2018年に向けた戦いの火蓋は切って落とされた。



(Masahiro Owari)


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