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「次世代F1パワーユニット導入までは、ルノーとホンダがトップに追いつくのは難しい」とレッドブル
2017年9月12日
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今のF1エンジンレギュレーションの下ではルノーとホンダのパワーユニットがメルセデスとフェラーリに追いつくのは難しいとの見方を示した。
2014年に現在のパワーユニットが導入されて以来、メルセデスは優位に立っており、今年フェラーリが大幅に向上したものの、この2社のパワーユニットとルノーとホンダとのギャップは大きい。この状況は2021年に新しいエンジンレギュレーションが導入されるまでは変わらないのではないかとホーナーは恐れている。
「マニュファクチャラー2社は多額の資金をつぎ込み、大きく進歩している」とホーナーはSky Sports F1に対して語った。
「2021年までに他のマニュファクチャラーがどうすれば追いつけるのか、見当がつかない」
ただ、ホーナーは諦めたわけではない。
「高い競争力を発揮できずにいる状況を受け入れるつもりはない。努力し続け、開発し続け、馬力上で不利な部分をシャシーサイドで埋め合わせていくつもりだ」
現在のパワーユニットに対して不満を持ち「F1に何もメリットをもたらしていない」と主張するホーナーは、2021年に導入される予定の新しいエンジン規則に期待している。F1首脳陣は、今よりコストがかからず、よりシンプルなパワーユニットを導入しようとしており、それによって自動車メーカーが新たにF1に参戦することを期待している。
ポルシェは将来エンジンサプライヤーとしてF1に参戦することへの関心を示している。また、ホーナーは、ランボルギーニやレッドブルがハイパーカープロジェクトで提携しているアストンマーチンも新規則の下でF1に参戦してくるかもしれないと述べた。
「コストが手頃になればF1に参戦したいと考えている有名自動車メーカーがいくつかある。そのひとつがアストンマーチンだ。ランボルギーニも会議に出席している」
「F1の状況が自分たちに適するかどうかで、自動車メーカーはF1に参戦することもあり、撤退することもある。製品を適切なものにし、しっかりしたショーを提供することが何より重要だと思う。あとは自動車メーカーの判断だ」
一方で、規則を根本的に変えてしまうと、現在参戦している自動車メーカーのいくつかがF1を去ることを考えるかもしれないとホーナーは言う。
「(今、参戦するマニュファクチャラーをいくつか失うという)可能性は十分ある。だがフェラーリが残り、歴史のあるマクラーレンやウイリアムズは参戦し続け、さっき言ったような他のメーカーが参入するかもしれない」とホーナー。
「とにかくショーとして素晴らしいものを見せることが重要だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


