F速

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン、F1新世代エンジンの自社開発を検討へ。独立系サプライヤーの動向も注視

2017年9月9日

 マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、2021年に導入されるF1パワーユニットの新規則の内容によっては、自社製エンジンを開発する可能性もあると発言した。


 マクラーレンは2015年、パワーユニットをメルセデスからホンダにスイッチ。ワークス待遇でのエンジン契約がなければF1の頂点に返り咲くことはできないとの判断だったが、ホンダとのパートナーシップが3年目を迎えてもチームは低迷し続け、ついにホンダとの長期契約の打ち切りを望み、交渉を行っている。


 ホンダと袂を分かつ場合、来年からはルノーエンジンを積むことになりそうだが、エンジン規則が大きく変わり、大幅なコストダウンが可能になるようであれば、自社でエンジンを製造することも考えていくと、ブラウンは語った。


 F1首脳陣は2021年の規則を策定する上で、今よりシンプルで、コストがかからないエンジンを導入することを検討している。


「F1の状況は2021年以降、非常にポジティブな形で変化していくだろう。予算制限、収入の分配方法、エンジン規則に関してだ」とブラウンはイタリアGPの週末にコメントした。


「多くのことが変わるため、2021年に向けて決断を下すのは簡単ではない」


「我々が自分たちのエンジンを作るためには、これまで経験していないことなので、長い準備期間と多額の設備投資が必要になる」


「これを検討することになるだろう。まずはプラットフォームとなる規則と、どれぐらい費用がかかるかを理解する必要がある」


「今、エンジンを開発するには莫大な予算が必要であり、それほどの額をつぎ込むことはできない。エンジン規格が変わり、金銭面で我々に実行可能になる必要がある」


 2021年の新規則によっては、インディペンデントのエンジンサプライヤーがF1に参入する可能性があると、ブラウンは期待している。


 新しいエンジン規定がどのようなものなのか、自社でエンジンを作ることが可能なのか、新たなサプライヤーが参入してくるのか、関心を持って状況を見守っていくとブラウンは述べた。


「数を合わせるだけのエンジンではなく、競争力が高いインディペンデントのエンジンが欲しい。マニュファクチャラーの存在は大きいし、私は彼らを全面的に受け入れている。だが、かつてそうだったように、チームの選択肢としてインディペンデントのエンジンが存在し、それが競争力のあるエンジンであることが、このスポーツにとって健全であると考える。そこがカギになる」


「かつてF1で活動したコスワースは、終盤は競争力が足りなかった。つまり、レースに勝つ力があるインディペンデント・エンジンでなければ、うまくはいかない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号