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【あなたは何しに?】シューマッハー家のマネージャー、サビーネ・ケームに託された重要な使命
2017年8月31日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねる連載企画。今回は、元ミハエル・シューマッハーのマネージャであるサビーネ・ケームだ。
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ベルギーGPの日曜日、ミハエル・シューマッハーの息子で、現在ユーロF3に参戦しているミック・シューマッハーが、父親と自分のヘルメットをミックスさせた特別仕様をかぶり、父親がドライブしていたマシンに乗って、スパ-フランコルシャンを1周するというデモラン・イベントが行われた。
そのイベントに、シューマッハーのマネージャーを務めているサビーネ・ケームの姿があった。ケームは、もともとディー・ヴェルト新聞社の記者で、サッカーやテニスの取材がメインだった。ところが、94年にシューマッハーがタイトル争いを演じるようになると、ドイツでのシューマッハー人気は一気に加熱。その年のドイツGPからF1の取材を開始した。
その後、シューマッハーがタイトルを2度獲得し、さらに名門フェラーリに移籍すると、メディアのシューマッハーへの関心は最高潮に達し、シューマッハーが所属するフェラーリはチームの広報だけでは対応できないと判断。シューマッハーは個人広報をつけるようになる。その個人広報に抜擢されたのがケームだった。
ケームとシューマッハーの関係は、1回目の引退を決意した後も続き、マネージャーだったウィリー・ウェバーが2009年限りでシューマッハーのマネージメント業務から離れると、マネージャーに就任。シューマッハーが2度目引退を決めた後も、その関係を継続。現在では本格的にレースに参戦しているミックのマネージメントも行なっている。
つまり、今年のベルギーGPはミックのマネージャーとしてスパ-フランコルシャンを訪れていた。
「今年はミハエルがここで初勝利を飾った92年から25年目のメモリアルイヤー。諸般の事情でその時のマシンB192は用意できなかったけど、このマシン(B194)も初めてタイトルを獲得したマシンだから、悪くはないでしょ」
ただし、ケームがスパを訪れたのは、それだけが理由ではない。もうひとつ、重要な使命が託されていた。それは、予選でシューマッハーが持つ歴代最多タイ記録となる68回目のポールポジションを獲得したハミルトンに対する、シューマッハー家からのメッセージだ。メッセージ自体はロス・ブラウン(F1モータースポーツ担当マネージング・ディレクター)が読み上げたが、それをブラウンに届けたのがケームだった。
つまり、ケームはシューマッハー父・息子のマネージャーだけでなく、いまではシューマッハー家のスポークスマンを兼ねているほど、シューマッハー家に信頼される存在となっている。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

