F速

  • 会員登録
  • ログイン

ウイリアムズF1、パフォーマンス向上を目指し合同テストで大規模な変更を試す

2017年8月2日

 ウイリアムズF1は『FW40』のパフォーマンス低下を受け、これを向上させるべくマシンにいくつか大きな変更を施した。今週ハンガリーで行われている合同インシーズンテストで、試験する予定だという。


 イギリスのグローブに本拠を置くウイリアムズは、ここのところ中団グループのライバルチームに差をつけられている。コンストラクターズ選手権では5位を保っているものの、すぐ後ろに続くトロロッソ、ハース、ルノーを引き離すためにもマシンのペースを取り戻すことが必須だ。


 ウイリアムズ技術部門トップのパディ・ロウによると、変更は実験的ではあるが大規模なものであり、空力とメカニカル面の双方における改良が含まれるという。


「いくつかの重要な部分において、テストを行っている。興味深い内容の研究開発であり、そのうちいくつかは今年に関係しているし、その他のものは来年に向けて学びつつ理解する必要があるものだ。実際のところ、重要な取り組みが行われているんだ」


「一連の実験というのが、最も適切な言い方になるだろう。我々は常にこうした方法でテストを実施している。そういった意味では我々にとって、レースというものは最終段階だと言える」


 ウイリアムズにとっては先週末のハンガリーGPもひとつの実走テストであり、ダウンフォースを求められるタイトで曲がりくねったコースレイアウトでは、マシンが苦戦するだろうことを事前に認識していたという。


「より速いマシンを作るためのモチベーションを上げてくれる、良い週末になるだろうとスタッフたちに言った」とロウは語り、以下のように続けた。


「簡単に言えば、こういうことだ。多くのやるべき仕事があり、より優れた結果を出す必要がある。さらに上を目指すことだってできる。それが我々が、色々なサーキットに赴いてやるべき仕事なんだ」


「最大値のダウンフォースが必要なモナコやハンガリー、シンガポールなどのサーキットでは、あるべきパフォーマンスを発揮できないという非常に明確なパターンがある」


「だが私は始まる前からあきらめるような人間ではない。だからシンガポールについても、何ができるかを検討していく。多くのことは根本的な設計によるものなので、もう1年待たなければならない」


 フェリペ・マッサが体調不良からの回復を図っているなか、ブダペストでのテスト初日はランス・ストロールが担当している。2日目はルーキーのルカ・ギオットがテストを引き継ぐ予定だ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号