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【写真で見るF1最新テク:イギリスGP編】レッドブルの“疑惑の”フロントウイング

2017年7月25日

 2017年F1ではテクニカルレギュレーションにおいて大きな変更が導入されたため、各チームは例年にも増してシーズン中に積極的にアップデートを持ち込んでいる。
 第10戦イギリスGPで目立った変化をいくつかピックアップ、ビフォー&アフターの写真で比較する。

■レッドブルのフラップ


レッドブルRB13 2017年F1イギリスGPフロントウイング

 レッドブル・レーシングは遅れを取り戻すため、毎戦積極的にRB13にアップデートを入れ続けている。バルセロナではバージボード、モンキーシート、リヤウイング、モナコではTウイング、カナダではフロントウイングのエンドプレート、オーストリアではブレーキダクトを変えてきた。


 そしてイギリスGPではフロントウイングのアーチ型エレメントをアップデート、トップセクションのふたつのフラップにスロットが入った。これにより下部に流れる空気の量が増え、角度も変化する。これらのフラップは、タイヤに乱気流が当たるのを防ぐ形で空気を流し込む役割を果たしている。


 なお、レッドブルの最新のフロントウイングに関しては、走行中にたわんでいるとしてライバルチームが注視していると英AUTOSPORTは報じている。フレキシブルウイングは走行中にウイングがたわむことでダウンフォースを最適化するもので、現在は規制されている。

■レッドブルのターニングベーン


レッドブルRB13 2017年F1イギリスGPターニングベーン

 長く薄いデフレクターが、3つのベーンをつなぐ形で追加された。ターニングベーンは他のエアロパーツとともに、渦状の気流のエネルギーを利用して、タイヤが発生する乱流をマシンフロアから遠ざけるため、重要な役割を果たしている。

■フォース・インディアもアッパーフラップを変更


フォース・インディアVJM10 2017年F1イギリスGPフロントウイング

 フォース・インディアはフロントウイングに、フェラーリがオーストリアで導入したものと似たデザインを採用。メインエレメントのスロットはふたつからひとつとなり、最前部は幅広いパーツに。一方でアッパーフラップはふたつにスプリットされた。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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