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レッドブルF1、ハンガリーGPに大規模アップグレード導入との説を否定

2017年7月24日

 ダニエル・リカルドは次回のレッドブルの空力アップグレードを「重要な」ものとみなしているが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはそれほど大掛かりなものではないと述べている。


 シルバーストンでのイギリスGPでは、リカルドが冴えたドライビングを見せたものの、レッドブルは前を走るライバルたちと比べて目に見えてパフォーマンスの面で苦しんでいた。


 レース後、リカルドは、ブダペストでの次のハンガリーGPで導入予定の空力アップデートがもたらす改善に望みをかけていると語ったが、ホーナーはそれは過度な期待であるとした。


「進化していく過程の一部だ」とホーナー。


「大掛かりなものとは言わない。マシンのパフォーマンスを上げようとする継続的なプロセスという点からいえば、比較的小さなものだ」


 オーストリアGPでは、リカルドがメルセデスのバルテリ・ボッタスとフェラーリのセバスチャン・ベッテルに続く3位でフィニッシュし、レッドブルにとっては勇気付けられるパフォーマンスを見せたあとイギリスGPに臨んだ。


 しかし、リカルドとチームメイトのマックス・フェルスタッペンはシルバーストンでライバルたちのペースについていけず、ホーナーはその原因を調査することを明言した。


「我々は少し遅れをとっていたと思う」とホーナー。
「イギリスGPでの週末はマシンのパフォーマンスを最大限に引き出したとは言えない。低速コーナーで苦戦したので、そのあたりを調査して、理解すべきことが多くありそうだ。分析して原因を把握する」

リカルドはハンガリーGPでの大掛かりな空力アップデートを期待しているが……


 ホーナーはまた、新世代のF1マシンがパワーサーキットであるシルバーストンの性質をより一層際立たせたとして、ルノー製パワーユニットを搭載するレッドブルRB13とコースとの相性が悪かったために苦戦したとの考えを示した。


「現在、シルバーストンにおいて新世代のF1マシンは、再び1周を70%の全開率で走るようになっている。そのせいで、ライバルたちと比較するとチームのパフォーマンスが低くなってしまっているんだ」とホーナーは結論を出した。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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