F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

FIAが驚きの方針変更。F1コクピット保護デバイス“ハロ”を2018年に導入、“シールド”に見切り

2017年7月20日

 19日のF1ストラテジーグループ会合の後、FIAは2018年F1にコクピット保護システムとして“ハロ”を導入することを発表した。


 今回のF1ストラテジーグループ会合は、ロス・ブラウンの方針によりメンバーチーム以外のルノー、トロロッソ、ザウバー、ハースもオブザーバーとして招かれ、初めて全チームが出席のもとで行われた。


 チーム、F1商業権保有者、FIAの協議の結果として、FIAは、前部コクピット保護システムとしては“ハロ”が最も安全面で優れているとして、これを2018年に導入することを明らかにした。昨年、全チームがハロをテストした後、今年に入ってFIAは新たに“シールド”システムの開発を推し進めていくことを決め、イギリスGPで初めてのテストを行った。しかし結局ハロに戻ることに決めたようだ。


「2016年7月のストラテジーグループで、F1に前部コクピット保護システムを導入することで全会一致の合意に至り、ドライバーたちから繰り返し支持を得てきた。このたびFIAは2018年にハロを導入することを確認する」とFIAの声明には記されている。


「チームのサポートのもと、このデザインの特定の特徴がさらに強化される」
「過去5年にわたって多数のデバイスの開発、評価を行ってきた結果、全体的な安全性に関してハロが最も優れたパフォーマンスを示すことが明らかになった」


 イギリスGPで実際にドライバーがコース上でシールドを試す初の機会が設けられ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが金曜FP1でこれを装着して走行した。しかしベッテルは目の前に取り付けられた透明のスクリーンによって「くらくらする」と述べて、予定を切り上げて1周しただけでテストをやめてしまった。

2017年F1第10戦イギリスGP金曜 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がシールドをテスト

 しかし、19日の会合では10チーム中9チームがハロの導入に反対したといわれており、それにもかかわらずFIAはこれを来年に導入するという判断を行ったようだ。この件は世界モータースポーツ評議会に送られ、最終的な決定が下される。


 この日は他に、2021年以降のパワーユニット規則の方向性、ショー的要素の向上、コスト制限などについて協議された。コスト制限については、「新たなアプローチが提案され、全員の支持を得た」とのことで、ワーキンググループが解決法を見つけるために取り組んでいくということだ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

12/6(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/7(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/8(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd22 ラスベガス&Rd23 カタール&Rd24 アブダビGP号