最新記事
- コース脇の2度の火災を受け、FIAが予防措置を...
- オートスポーツweb日本GP特別予想:国内外で...
- フェルスタッペン「試したことがうまくいかず...
- F1日本GP FP2:クラッシュや火災で4度の中断...
- 【タイム結果】2025年F1第3戦日本GPフリー走...
- 新しいマシンをマスターするには「10レース」...
- レッドブルの角田は6番手発進。セッショント...
- 【タイム結果】2025年F1第3戦日本GPフリー走...
- ブラッド・ピット主演映画『F1/エフワン』の...
- フェラーリでの3戦目を鈴鹿で迎えるハミルト...
- F1日本GPのプラクティスで走行する平川亮、愛...
- ローソンのレッドブルシート喪失を受けて、ペ...
【津川哲夫の私的F1メカ】跳ね上げるのはもう時代遅れ? メルセデスの最新ウイング処理
2017年7月14日
前戦、オーストリアのレッドブルリンクはストレートと高速コーナーのユニークなサーキット。エアロは高速で上手くバランスしながらも、抵抗の少ない中高速コーナー用のエアロパッケージが求められた。
さらにコーナーの多くは下り坂なので、エアロバランスの調整は実に微妙だ。コーナリングでの回頭時には通常のサーキット以上にフロント荷重となり、リヤ荷重の変化のギャップが大きい。こうなるとリヤはホイールスピンを呼び、フロントに掛かる負担も極めて大きくなる。
したがって、ダウンフォースは前後ウイングよりもフロアでのグランドエフェクトに重きを置くことがグリップの安定につながる。これはレッドブルリンクに限ったことではないが、フロアへの空気流の導入は最も重要なエアロ処理のひとつだ。
また、これまではウイング形状の後方部がわずかでも持ち上がっているのがウイングの常識だった。リヤウイングは今でもその形状をわずかに残している。しかしこのメルセデスW08の写真を見てほしい。フロントウイングのメインエレメントを形成する前から3枚のフラップ。後方がスリットの中に落ち込んでいるのがわかる。
フラップの3枚目でフラットな角度で、そこから後方の最後の2枚だけが上面に持ち上がっている。本来なら最初のフラップから上面に持ち上がり、後方に行くにつれてウイング角度が上がり、空気流を上方へ曲げ、その反力でダウンフォースを造り出していた。しかし、近年ではこの形状では空気抵抗も、誘導抵抗もきわめて大きくなってしまうという。
もっともトレンドなウイングはこの無駄を防ぐために、ウイングの上面の気流をスリットを使って下面に導き、ウイング下面の流速と流量を上げることでダウンフォースを造り出す。
そして、空気流を極力上方へ跳ね上げずに、後方床下へと導く処理が施されている。その最新トレンドとも言えるエアロ処理が、このメルセデスW08のフロントウイングでよくわかるはずだ。
(Tetsuo Tsugawa)
関連ニュース

1位 | ランド・ノリス | 44 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 36 |
3位 | ジョージ・ラッセル | 35 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 34 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 22 |
6位 | アレクサンダー・アルボン | 16 |
7位 | エステバン・オコン | 10 |
8位 | ランス・ストロール | 10 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 9 |
10位 | シャルル・ルクレール | 8 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 78 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 57 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 36 |
4位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
5位 | スクーデリア・フェラーリHP | 17 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 14 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
9位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 3 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

