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F1オーストリアGP FP2:初日トップはハミルトン、僅差でベッテルが続く。アロンソも好調を維持
2017年7月7日
7月7日現地時間14時、オーストリアGPのフリー走行2回目が行なわれた。気温は30度、路面温度は43度。ランチブレイクの間ににわか雨が降ったが雨量はそれほどではなく、あっという間にやんで路面は乾いた。
開始直後は各車がソフトやスーパーソフトを履いて走行開始。マクラーレン・ホンダの2台はともに整備作業続いておりコースインがやや遅れ、FP1の途中から作業を開始していたフォース・インディアのセルジオ・ペレス車も作業が長引きコースインが20分ほど遅れた。さらにフェルナンド・アロンソは走行開始から7周でフロアを壊してピットに戻り交換作業を強いられてしまった。
14時11分にはロマン・グロージャンがターン9でコースオフ、13時13分にはマーカス・エリクソンがターン6でグラベルに飛び出してなんとかコースに復帰、14時26分にはバルテリ・ボッタスがターン6でスピン、14時33分にはエリクソンが今度はターン1でスピンと、午前中に続いてコースのあちこちでマシンコントロールを失う場面が展開される。
セッション中盤からは、スーパーソフトを履くセバスチャン・ベッテルとトラブルに見舞われて走行できないジョリオン・パーマー以外の全車がウルトラソフトでロングランを行なう。
14時52分にはターン9でコースオフしたカルロス・サインツJr.がコースに戻る際に縁石の段差で弾かれてフロア周りに大きなダメージを負い、15時にはダニール・クビアトが「何かパーツを失ってパワーもなくなった」と力なくピットに戻る。
セッション後半はコース全体に雲がかかり路面温度は39度とやや下がりながらの走行。ハミルトンは度々「マシンの何かがおかしい、気持ち良く走れない」と違和感を訴えるが、チームは「データ上は問題ないから走り続けてくれ」と伝える。フェルスタッペンは「タイヤがあちこちで動き回っている」と訴えるように路面温度とタイヤ温度の関係によるところだと推測される。
クビアトはコースに戻ったものの再びパワーユニットに問題が発生し、リセットを試みたもののピットに戻って34周でマシンを降りることとなった。その際にリヤブレーキが過熱して煙が上がる場面もあった。
15時22分にはアロンソがターン6でリヤが流れてコースオフし、グリーンとグラベルを突っ切ってグラベル上でスピン。無事にコースに戻ってピットインし、タイヤ交換をして走行を継続した。
最終的にハミルトンが1分5秒483までタイムを伸ばしてトップ、しかし2位ベッテルも0.147秒差で続き、3位ボッタス0.216秒差、そして4位にフェルスタッペンが0.349秒差、5位にダニエル・リカルドが0.390秒差とレッドブルの2台が続いた。
3強チームに次ぐ7位にはケビン・マグヌッセン、マクラーレン・ホンダのアロンソは1.249秒差の8番手、ストフェル・バンドーンも1.376秒差の12位につけて好調ぶりを維持してみせた。
(Mineoki Yoneya)
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6/21(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
6/23(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |