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ブリアトーレと会食の機会をもったウォルフ、アロンソのメルセデスF1移籍を否定

2017年6月27日

 バクーでフラビオ・ブリアトーレと夕食をともにしたトト・ウォルフは、フェルナンド・アロンソについての話題があったことは認めたものの、メルセデスF1チームに移籍する可能性については否定した。 


 アロンソの元マネージャーであるブリアトーレとアロンソは、いまでも親しい仲にある。アゼルバイジャンGPの金曜日、ブリアトーレはメルセデスのノンエクゼクティブ・チェアマンであるニキ・ラウダとウォルフとのミーティングの様子をツイッターに投稿している。


 ルノーのシリル・アビテブールとアロンソの現マネージャーであるルイス・ガルシア・アバドが、バクーのパドックという公の場で話しをする場面もあったことから、アロンソの将来については新たな噂が飛び交っている。ウォルフはこの件について、次のように述べた。


「フラビオと夕食をとれば、アロンソの話になるのは当然だ。けれども我々は現在のドライバーラインナップに非常に満足している。そのことに疑問などない」


「だからフェルナンドが我々のチームに加入するかどうかという話はしていない。インディの話をしていたんだ」


 予選後、アゼルバイジャンGPの週末をチーム首脳のエリック・ブーリエと同じようにつらく感じているかと聞かれると、アロンソは「これまでのところ、いろいろな意味でかなりポジティブだよ」と語った。


 その返答は、彼のマネージャーが将来についての話をしたからなのかとの問いには、「さっきも言ったように、僕の状況はとてもポジティブなんだ」と繰り返した。


 メルセデスは2018年に向けて、バルテリ・ボッタスの契約延長を急いでいないが、ボッタスの能力を疑ってはいないとウォルフは言う。


「今シーズンがどんな展開になっていくか、時間をかけて見定めたいと考えている。きっと今後は、どんどん自信をつけていくだろう。バルテリとの関係を続けない理由などない」


「彼はいまのような仕事を続けていかなければならない。レースの結果によって条件をつけることはしたくない。彼はチームにとって素晴らしい新メンバーであり、そのことは日を追うごとに確かになっている」


「私は7〜8年にわたってF1に携わっているが、時間をかけることはあまりいいことではなく、ドライバーにとって居心地の悪い状況になることもある。しかしチームが状況を把握するという点では、良いことだ。いまは必要なタイミングではないので、我々は意思決定を急いでいない」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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