Sauber F1関連記事
F1 Topic:ザウバーのカルテンボーン代表が更迭。2018年ホンダとの関係にも変化が?
2017年6月22日
既報のとおり、ザウバーのモニシャ・カルテンボーン代表がチームを離脱したというニュースは、アゼルバイジャンGPを2日後に控えたパドックでも話題に挙がっていた。
ただし、その原因は噂されているように、新オーナーのロングボウ・ファイナンス側とカルテンボーン代表との間で、ドライバーの優先権を巡る対立があったからだけではないという。
「たしかにドライバーの優先権を巡って対立があったことは間違いない。しかし、ロングボウ・ファイナンス側のフラストレーションはそれだけではない」(某スイス人ジャーナリスト)
今回の事実上の更迭は、F1のチーム代表としての資質がカルテンボーンに備わっていないとロングボウ・ファイナンス側が判断したからではないかと、某スイス人ジャーナリストは説明する。
「昨年の7月にロングボウ・ファイナンスが新オーナーになって、チームは財政危機から救われたが、それはチームの財政基盤を整えるためであって、チームの運転資金はチームが独自に開拓しなくてはならないのだが、ロングボウ・ファイナンスがザウバーを買収して以降、チームは新たなスポンサーを獲得できていないことに新オーナーは苛立っていた」
さらに追い打ちをかけたのが、今年の新車が競争力に欠けていたことだ。
「たしかにドライバーの扱いを巡っても対立していたが、真の問題はもっと深いところにあったと思うよ」
ただし、新しくチーム代表に抜擢されるのではないかと噂されている元HRT代表のコリン・コレスに関しては、「それはひとつの可能性で、まだ決定してはいないのではないか」と、そのスイス人ジャーナリストは答えた。
コリン・コレスはかつてHRTやフォース・インディアなどのチーム運営に関わり、小林可夢偉がいたケータハムF1でも関わりを持つなど、F1界ではチームの所有権を巡り、安く買い取った後に投資会社などに高く転売する、ハゲタカ的存在として知られている。
コリン・コレスの関わりについてはまだまだ噂の域を出ないが、カルテンボーン代表についても実は2019年までザウバーとの契約が残っているという話もあり、話が混沌としている。
いずれにしても、現在のザウバーは混乱のなかにあるのは間違いない。実際、水曜日のバクーのパドックでは、ザウバーのホスピタリティハウスではテクニカルディレクターのヨルグ・ザンダーとチームマネージャーのベアト・ツェンダーが真剣に話し込んでいる姿があり、早くもチームに影響が出ていることがうかがえる。
また、日本のF1ファンにとってはホンダとの関係が気になるところ。カルテンボーン代表は2018年に向けてホンダとパワーユニット契約を結び、ホンダとの窓口を担っていた存在。
来季からのホンダのパワーユニットの供給以外においての技術提携、そして日本人F1ドライバーの採用についても好意的に考えていること示唆していたが、今回の更迭により、ホンダとの関係にも何らかの影響が起きる可能性が考えられる。
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
6/29(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

