McLaren関連記事
F1デビューイヤーを苦戦中のバンドーンは「幸せな状態じゃない」とマグヌッセン
2017年6月20日
今季マクラーレン・ホンダから初のF1フル参戦を開始したストフェル・バンドーンは、開幕以来、困難な状況が続いている。ケビン・マグヌッセンは、彼が「幸せな状態ではない」と言う。
バンドーンはジェンソン・バトンの後任として、今シーズンはリザーブからレギュラードライバーへと昇格したが、これまでのところチームメイトのフェルナンド・アロンソ相手に苦戦を強いられている。
アロンソは開幕からの4戦すべてでQ2に進出し、母国スペインGPでは予選7位を獲得。一方のバンドーンは開幕からの5戦でQ1敗退が続き、予選タイムでは平均してアロンソに0.586秒の差をつけられている。
バンドーンはF4、フォーミュラ・ルノー2.0、GP2とシングルシーターのジュニアカテゴリーでタイトル獲得経験がある。マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、このときのドライビングスタイルに固執したことが、バンドーンの妨げになっていると考えている。
マグヌッセンはバンドーンと同時期にマクラーレンのジュニアプログラムに参加しており、2013年にはフォーミュラ・ルノー3.5のタイトル争いでバンドーンを打ち負かした。2014年にバトンのチームメイトとしてマクラーレンに1年間在籍した経験を持つ彼は、バンドーンの苦戦に驚いていると言う。
「なぜ彼が苦戦しているのかわからないよ。彼が幸せな状態でないことは明らかだ。でなければ、フェルナンドに0.5秒もの遅れをとるはずがない。彼はとても良い走りができると確信していたから、少し驚いている」
「僕なら説明できるかもしれない。彼もまた、F1で最高と呼ばれるドライバーと戦うという、非常に良いチャンスを得ている。彼本来の実力を証明する機会を得たんだ」
「彼が良いドライバーで、彼にならできることを僕は知っている。けれども何か異なる理由で苦戦していて、とても厳しい状況に立たされているんだ」
「長期契約でレースに集中できる」とマグヌッセン
混乱に満ちたデビューシーズンを過ごしたマグヌッセンは、4年間のキャリアで3チーム目となるハースでの現状に満足している。マクラーレンとルノーにはそれぞれ1シーズンずつしか在籍しなかったが、ハースとは複数年契約を結んでおり、今後成長を遂げていくうえでの確固とした基盤を得た。
マクラーレンとルノーとは契約期間の関係上、マグヌッセンの去就が常に話題に上がっていたが、彼は現状を以下のように話した。
「来シーズンはシートを失うのではないかなんて、ネガティブな話をしなくてすむのがいいね。レースだけに集中し、期待を込めた前向な気持ちで臨める」
「来シーズンを楽しみにしているし、期待以上の成果をあげることにこだわりすぎず、目標を設定していきたい。レースを楽しみつつ、ベストを尽くせる。いまの状況にはとても満足しているよ」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
6/29(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

