F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:懸念払拭でピレリのバックアップタイヤはお蔵入りへ

2017年5月27日

 F1モナコGPから、グランプリの週末に使用する3種類のコンパウンド数は、チームが決定することになった。 


 昨年、ピレリは2017年用タイヤのテストをトップ3チームのマシンを使用して開発していたため、トップチームにはデータ収集という面でアドバンテージがあった。


 そのため、開幕5戦はすべてのチームがイコールコンディションで戦えるよう、グランプリに持ち込む各コンパウンドのセット数はピレリが決定し、全チームが同じセット数を週末に使用していた。


 5戦目のスペインGPでハードコンパウンドが持ち込まれたことで、今年使用する5種類のコンパウンドがすべてグランプリ期間中に使用されたため、ピレリと各チームは6戦目のモナコGPから昨年と同様、チームがグランプリに持ち込むセット数を自由に決定するシステムに戻した。

初めての幅広タイヤを試すバトン
初めての幅広タイヤを試すバトン

 その結果、ソフトは2セットのジェンソン・バトン以外は1セットとほぼ全員が同じだったが、スーパーソフトは1セット組が7人、2セット組が9人、3セット組が4人に別れ、ウルトラソフトも9セット組が4人、10セット組が10人、11セット組が6人と、こちらも三様となった。
 モナコGPはタイヤをトラックで輸送できるヨーロッパラウンドであるため、コンパウンドのセット数の決定はレース日の2週間前の5月16日に締め切られたが、次のカナダGPとアゼルバイジャンGPは輸送を飛行機で行ういわゆるフライアウェイラウンドとなるため、すでにノミネートは締め切られている。


 スペインGPでハードコンパウンドが投入され、すべてのコンパウンドが使用されたことで、もうひとつ決められたことがある。それは開幕前にピレリが準備していたパックアップタイヤを今シーズン使用することがなくなったことだ。


「念のためにバックアップタイヤを用意していたが、開幕5戦を見る限り、現在のタイヤに問題はないことがわかったので、もうバックアップタイヤを使用することはない」とピレリのF1レーシングマネージャー、マリオ・イゾラは語っている。



(Masahiro Owari)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号